2025年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝
◆5月22日(木)~23日(金)
◆栃木県/ハーモニーヒルズゴルフクラブ
◆6,024Yards/Par72 参加者 159名
左から2位の岡部実選手、松浦安洋選手、3位の土田恭章選手

松浦安洋選手が逆転で大会2連覇を達成
 2025年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝は、松浦安洋選手(63歳)が通算2アンダー、142ストロークで逆転、大会連覇を達成した。
 大会初日、2アンダー70で単独トップに立ったのは岡部実選手(60歳)。1打差の単独2位に松浦選手、さらに1打差のイーブンパー、単独3位に村瀬徹選手(54歳)、そして1オーバーの4位タイに田中智仁選手(55歳)他2名が上位を占めた。
 迎えた最終日、田中選手が棄権で3人になった最終組。松浦選手が出だしの1番でイーグルを奪い岡部選手を逆転。いきなり先制パンチを放った。その後、お互いにバーディを取ったりボギーを打ったりでスコアは伸びず、前半を終わって通算イーブンパーで並ぶ二人。
 後半へ折り返し、松浦選手が10番でバーディを奪い再びリード。その後、13番ボギーの後、14、15番で連続バーディを奪い通算2アンダーを堅守。一方の岡部選手は15番までパーを重ねた後、15番でボギー、さらに最終18番で痛恨のダブルボギーを叩き通算3オーバーでホールアウト。上がりの3ホールを無難にパーでまとめた松浦選手が、岡部選手に5打差をつけ見事大会2連覇を達成した。
「朝一のイーグルはありましたが、その後は自分のミスもあり終盤まで接戦でした。そんな中、15番で下りの4メートルを入れてバーディが取れ、16番でも上から10メートルの難しいラインを寄せてパーを取れたのが大きかったです」と松浦選手。
「岡部選手はジェントルマン。また、村瀬選手も最後まで二人を応援してくれて有り難かった。お二人にも感謝しています」と、大会連覇を喜ぶと共に同組二人への感謝の言葉で締め括った。競技成績は以下の通り。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 松浦 安洋 東日本シード 71 71 142
2 岡部  実 GMG八王子 70 77 147
3 土田 恭章 川越 76 72 148
4T 塩出 輝雄 下館 76 73 149
4T 野上 英司 ハーモニーヒルズ 75 74 149
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2025年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝
◆6月3日(火)~4日(水)
◆三重県/アリジカントリークラブ 花垣コース
◆6,534Yards/Par72 参加者 143名
左から2位タイ児島達之選手、水谷友哉選手、2位タイの原田英明選手

水谷友哉選手が逆転で悲願の中部日本初制覇
 2025年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝は、水谷友哉選手(56歳)が最終日の後半に猛烈な追い上げで逆転し、通算2オーバー、146ストロークで初優勝を果たした。
 初日に首位と2打差の3位タイにつけた時点では、「まだ十分に逆転する可能性はある」と考えていた水谷選手だが、最終日のハーフターンをした時点で首位と4打差がついていることを確認すると、「さすがにもう追いつけない。こうなったら、来年のシードだけは確保しよう」と、気持ちを切り替えた。ところが、それが奏功して肩から力が抜け、後半は1アンダーの35で回ることができた。さらに首位争いをしていた最終組が全員崩れ、終わってみれば同組の児島達之選手(62歳)に1打差をつけての初優勝となった。
「昨年は5位で、同い年の杉浦茂樹選手(56歳)が優勝した。今年こそと思って頑張りました。まさか逆転できるなんて……こんなこともあるんですね!」と、初優勝の喜びを表した。競技成績は以下の通り。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 水谷 友哉 中部日本シード 75 71 146
2T 児島 達之 名古屋港 76 71 147
2T 原田 英明 中部日本シード 75 72 147
4T 杉浦 茂樹 中部日本シード 75 74 149
4T 中村 隆志 アリジ 74 75 149
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2025年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝
◆6月5日(木)~6日(金)
◆岡山県/水島ゴルフリンクス
◆6,433Yards/Par72 参加者 164名
左から2位タイの山出耕三選手、尾尻真栄選手、2位タイの中塚啓二選手

尾尻真栄選手が2位に5打差をつけ連覇を達成
 2025年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝は、尾尻真栄選手(58歳)が通算4アンダー、140ストロークで2位に5打差をつけて快勝、大会2連覇を果たした。
 好天に恵まれた初日、5アンダーでトップに立ったのは大塚覚選手(60歳)。2位に4打差の1アンダーで中塚啓二選手(55歳)、イーブンパーの3位に山出耕三選手(60歳)がつけた。さらに1オーバーの4位タイには尾尻選手を含む8人の選手が並んだ。
 迎えた最終日、穏やかな天気の下、猛チャージをかけたのが尾尻選手。首位と6打差からスタートした前半、3バーディ・1ボギーの34で折り返し2位タイに浮上。単独2位でスタートした中塚選手が35で折り返し、首位に立った。
 後半、首位と1打差に迫った尾尻選手は、14番まで手堅くパープレーを続け、15番から勝負に出た。上がり4ホールの内、3ホールでバーディを奪い33でホールアウト。トータル67の通算4アンダーでフィニッシュし、2位に5打差をつける快勝。昨年に続き、見事2連覇を達成した。
「練習ラウンドでは風が強かったが、大会の2日間は比較的穏やかな風で攻めやすかった。3パットや大きなミスもなくV2を達成できてうれしいです」と笑顔で答えた。尚、2位タイには初日トップの大塚選手、中塚選手、山出選手の3人が揃って入賞した。競技成績は以下の通り。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 尾尻 真栄 西日本シード 73 67 140
2T 山出 耕三 水島 72 73 145
2T 中塚 啓二 水島 71 74 145
2T 大塚  覚 西日本シード 67 78 145
5T 田中 正記 グランドオーク 75 72 147
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