2025年度全日本グランドシニアアマチュアゴルファーズ選手権
◆5月27日(火)~28日(水)
◆兵庫県/北神戸ゴルフ場
◆6,061Yards/Par72 参加者 132名
左から2位の増元公男選手、石原伸行選手

石原伸行選手が初出場で初優勝飾る
 2025年度全日本グランドシニアアマチュアゴルファーズ選手権は、石原伸行選手(71歳)が通算1アンダー、143ストロークで初優勝を果たした。
 本大会は初挑戦、北神戸ゴルフ場を初ラウンドにして初優勝など、まさに初物づくしだった石原選手は、出場回数の多いベテラン選手の胸を借りる気持ちで本大会に臨んだ。
 大会初日、朝田剛司選手(74歳)と沖和人選手(76歳)、岡田英明選手(70歳)の3人が3オーバーの75で並び首位。石原選手は首位と1打差の4位タイにつけた。
 迎えた最終日、石原選手と同スコアの選手は6人と団子状態。「トップと1打差ならチャンスはある。プレッシャーもなくマイペースで自分のゴルフができた」と話す石原選手。初日から維持していた好調さで出だしからバーディ発進を決めると、2番でボギーを叩くも3番ですぐにバーディを取り返す。さらに5番、9番でバーディを奪い4バーディ、1ボギーの33で後半へターン。この時点で首位タイの上位3人に5打差以上をつけ、単独首位に浮上した。さらに後半を2バーディ34で上がり、トータル5アンダー67をマーク。通算1アンダーの143でフィニッシュし、2位に7打差をつける圧勝で見事初優勝を飾った。
「勝因はOBがなく、とにかく大きなミスをしないように狭いホールはスプーンも使い、確実に攻めて行ったのが良かった。得意のアプローチも上手く決まり、バーディが多く取れたのも勝因のひとつですね」と話す。また、唯一人60台で上がりベストスコアをマーク。「67は自己ベストを更新するもので、この大事な試合で出せたのがうれしいです」と笑顔を見せる。ゴルフ歴48年のベテランが冷静な判断とスコアメイクで全日本大会タイトルを手中に収めた。競技成績は以下の通り。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 石原 伸行 アリジ 76 67 143
2 増元 公男 全日本シード 76 74 150
3 雛鶴秋四郎 ハーモニーヒルズ 77 75 152
4 木村 雄一 全日本シード 77 76 153
5T 坂本充扶朱 グランドオーク 79 75 154
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