2024年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝
◆9月18日(水)~19日(木)
◆茨城県/下館ゴルフ倶楽部
◆5,963Yards/Par72 参加者 113名
左から2位タイの紺野秋雄選手、鈴木克弘選手、2位タイの金井次男選手

鈴木克弘選手が通算2オーバーで初優勝を果たす
 2024年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝は、鈴木克弘選手(69歳)が通算2オーバーの146ストロークで初優勝を果たした。
「最終組は初めての経験。前夜は緊張感もあったが、知人から『他人のスコアは自分ではどうすることもできない。気にするな』とメッセージをもらった。おかげで自分のプレーに集中することができた」と、初日イーブンパーのトップタイからスタートした鈴木選手。5番でバーディを取るも、8番で池の淵から出すだけのダブルボギー、以降ショットが悪くなり、折り返しの10番でもダブルボギーを叩き通算3オーバーとなったが、12番パー3でグリーン右端から寄せるつもりで打ったロングパットが入ってバーディ、続く13番でもピン右下6メートルを入れての連続バーディで息を吹き返した。その後15番でボギーを叩き、通算2オーバーで迎えた18番、3オンの残り3メートル、スライスラインの難しいパットをねじ込んで見事パーセーブ。通算3オーバーの紺野秋雄選手(73歳)、同組の金井次男選手(65歳)を1打退け初優勝を決めた。
「18番、(同組の)金井選手が1ストローク差と知っていたら、あのパットは入らなかったかもしれませんね」と鈴木選手。自らのプレーに集中し、見事優勝を手繰り寄せた。競技成績は以下の通り。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 鈴木 克弘 東日本シード 72 74 146
2T 紺野 秋雄 東日本シード 75 72 147
2T 金井 次男 下館 73 74 147
4 須長 順一 下館 75 73 148
5 寺田  智 紫あやめ 72 77 149
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2024年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝
◆9月17日(火)~18日(水)
◆石川県/小松ゴルフ倶楽部-パブリックコース-
◆6,257Yards/Par72 参加者 128名
左から2位の架谷八郎選手、松原和之選手、3位タイの深谷勝義選手

松原和之選手がプレーオフを制して初優勝を果たす
 2024年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝は、通算6オーバー、150ストロークで並んだ架谷八郎選手(73歳)と松原和之選手(68歳)によるプレーオフの結果、松原選手が初優勝を果たした。
 初日を1オーバーの73で終えた松原選手。「優勝ラインはトータル150ストロークだと予想した。だから2日目は無理せず、150を目指した。それで負けたら仕方ないと割り切った」と話した。
 猛追してきたのは初日に79を打って25位と出遅れた、架谷選手。ホームコースの利を生かして、最終日は何と1アンダーの71で回った。対して松原選手は「ボギーは打ってもいい。大叩きだけはしない」という手堅いゴルフで5ボギー。共にトータル150ストロークで、松原選手と架谷選手のプレーオフにもつれ込んだ。架谷選手にとって難しかったのは、松原選手より1時間以上も前にホールアウトしていたこと。やはり身体と心のコントロールが難しかったのだろう。この日、18ホールで一つしか叩かなかったボギーを、プレーオフ最初のホールで打ってしまった。対して松原選手はパーを確実にものにし、勝負がついた。
「うれしいというか、ホッとしています。4回目の出場でやっと中部ナンバーワンになれた。全日本でも頑張りたい」と、笑顔で語った。競技成績は以下の通り。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 松原 和之 小杉 73 77 150
2 架谷 八郎 小松 79 71 150
プレーオフの結果、松原選手が優勝
3T 深谷 勝義 名古屋港 77 74 151
3T 松尾 藤徳 アリジ 75 76 151
5T 杉山  崇 名古屋港 80 73 153
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2024年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝
◆9月19日(木)~20日(金)
◆岡山県/岡山空港ゴルフコース
◆6,299Yards/Par72 参加者 128名
左から2位の玉川実選手、常峰正義選手

常峰正義選手が通算イーブンパーで初優勝を果たす
 2024年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝は、常峰正義選手(67歳)が通算イーブンパーの144ストロークで初優勝を果たした。
 大会初日、ゴルフ歴40年のベテラン常峰選手が、前半のアウトを37、後半のインを34でまとめ、ただ一人アンダーパーとなる1アンダー、71ストロークで単独トップに躍り出た。2打差の1オーバー、2位タイに5人、さらに1打差の2オーバー、6位タイに4人が続く混戦模様となった。
 最終日、トップの常峰選手は後続を気にしながらスタート。「久しぶりに緊張感の中でプレーをしました。今日は相対的にショットが安定していたのでラフにも入らなかったし、大きなトラブルはなかったです」と常峰選手。緊張感を最後まで持続し、最終18番パー4は見事2オンに成功。ピン奥左2メートルにつけ、これを慎重に沈めてバーディ締め。この日1オーバーの73でホールアウトし、通算イーブンパーの144ストロークで、2位に4打差をつけ、初優勝を決めた。「今日は得意のピッチングウェッジが大事な場面で寄ってくれたし、優勝できてうれしいです」と、勝因と共に笑顔で喜びを語った。競技成績は以下の通り。
順位 氏名 出場コース 1R 2R TOTAL
1 常峰 正義 北神戸 71 73 144
2 玉川  実 北神戸 74 74 148
3T 高橋 幸喜 北神戸 77 72 149
3T 野口 敏一 グランドオーク 76 73 149
3T 長谷川清延 グランドオーク 75 74 149
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