2024年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝
◆5月23日(木)~24日(金)
◆千葉県/新君津ベルグリーンカントリー倶楽部
◆6,260Yards/Par72 参加者 153名
左から2位タイの小野寺智夫選手、松浦安洋選手、2位タイの下野修照選手

松浦安洋選手が通算3アンダーで初優勝を果たす
 2024年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝は、松浦安洋選手(62歳)が通算3アンダーの141ストロークで初優勝を果たした。
 初日2アンダーの70でトップタイに並んだのは下野修照選手(58歳)と根本亨選手(61歳)。1打差の3位に小野寺智夫選手(57歳)が続き、松浦選手はイーブンパーの4位タイにつけた。
 迎えた最終日、最終組の下野選手が前半をパープレーで折り返して通算2アンダーで単独首位を堅持。1打差に根本選手、小野寺選手、1組前の松浦選手が続いた。後半に入り、下野選手が10番でバーディを奪って一歩抜け出すが、14番でボギー。根本選手は14番で痛恨のダブルボギーを叩いて後退。その間、松浦選手が12、14番とバーディを奪い通算3アンダーで抜け出した。1打差に下野選手、小野寺選手が続き、僅差の攻防が最後まで続いたが、15番から終盤の4ホールはスコアが動かず、松浦選手が逃げ切り初優勝を果たした。
「やるからには優勝を目指してプレーしました。今日は出だしの4ホールで球が曲がってバタバタしましたが、5番でバーディが取れて落ち着くことができました。2打差ならわからないので、あまり気負わず、チャンスが来るまで待とうと思っていました。終盤1打リードしていることを知りましたが、自分のゴルフに徹するだけと思い優勝することができました」と笑顔で締め括った。競技成績は以下の通り。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 松浦 安洋 富士グリーンヒル 72 69 141
2T 小野寺智夫 新君津 71 71 142
2T 下野 修照 東日本シード 70 72 142
4T 阿部 俊幸 富士ゴルフコース 74 69 143
4T 小川 文平 紫あやめ 72 71 143
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2024年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝
◆5月7日(火)~8日(水)
◆愛知県/ウッドフレンズ森林公園ゴルフ場
◆6,405Yards/Par72 参加者 146名
左から3位の原田英明選手、杉浦茂樹選手、2位の星山泰伸選手

杉浦茂樹選手が星山泰伸選手を1打差で振り切って辛くも優勝
 2024年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝は、杉浦茂樹選手(55歳)が通算2オーバーの146ストロークで初優勝を果たした。
 杉浦選手が初日に出したスコアは何と4アンダー。午前中に雨が降ったとはいえ、比較的コンディションがいい中で、2位に3打差をつける別格のスコアだった。
「正直言って、優勝争いは3位タイまでが入っている最終組に絞られたと思っていました」と苦笑いで振り返った杉浦選手。最大のライバルと目していた同じ最終組の原田英明選手(58歳)には13番でついに追いつかれた。しかし14番で2打差になり、15番で3打差に広げた。一息ついたところで18番を打つ前、8位でスタートしていた星山泰伸選手(58歳)が72で回って2打差まで詰め寄っていたことがわかった。最終の18番は456ヤードのパー4。無理にパーやバーディを狙いに行くと、大けがをするホール。杉浦選手はティショットとセカンドショットを得意の5番アイアンで攻め、確実に3オンさせて、ボギーで逃げ切った。
「距離がある18番は最初からボギーを狙いにいきました。計算通りです」と胸を張った。勝利に徹した見事なマネージメントだった。競技成績は以下の通り。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 杉浦 茂樹 中部日本シード 68 78 146
2 星山 泰伸 伊深の森 75 72 147
3 原田 英明 名古屋広幡 72 78 150
4 牧野 公洋 中部日本シード 78 73 151
5T 水谷 友哉 名古屋港 76 76 152
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2024年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝
◆5月28日(火)~29日(水)
◆兵庫県/グランドオークプレイヤーズコース
◆6,538Yards/Par72 参加者 162名
左から2位タイの藤原毅選手、尾尻真栄選手、2位タイの加本秀明選手
※写真は全日本大会で撮影

尾尻真栄選手が1アンダーで短期決戦を制す
 2024年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝は、大会初日の悪天候により18ホールに短縮して行われ、尾尻真栄選手(57歳)が1アンダーの71ストロークで初優勝を果たした。
 大会初日、悪天候により第1ラウンドが中止となり、競技は2日目の18ホールに短縮して行われた。その中で、インコーストップの組でスタートした尾尻選手は、16番パー3でボギーを叩いたものの前半を37でターン。後半に入りパーを取り続けたのち、終盤の7、8番で連続バーディを奪取。
「7番パー5は、3打目残り30ヤードからカップ奥ワンピンぐらい。8番パー3は6番アイアンで左奥ワンピンぐらいにつきました」と、いずれも短い距離を沈めてのバーディ。1アンダーの71でホールアウトし暫定トップに躍り出たが、その後、後続組から上回るスコアは最後まで出ず、尾尻選手が2位タイグループに3打差をつけ初優勝を飾った。
「まさか優勝なんて全く考えていませんでした。全日本大会へ行くのが目的だったので丁寧にやっていましたが、プリファードライが適用されていいライから打つことができたので、後半は少し攻めてみたのがよかったかもしれません」と、笑顔で語った。競技成績は以下の通り。
順位 氏名 出場コース OUT IN GROSS
1 尾尻 真栄 コート・ベール徳島 34 37 71
2T 藤原  毅 姫路シーサイド 39 35 74
2T 加本 秀明 高松パブリック 39 35 74
2T 吉川  宏 米子ゴルフ場 37 37 74
5T 渡部 和彦 高松パブリック 39 36 75
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