2024年度全日本グランドシニアアマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝
◆5月5日(日)~6日(月)
◆栃木県/ハーモニーヒルズゴルフクラブ
◆5,776Yards/Par72 参加者 131名
左から2位の紺野秋雄選手、榎本幸和選手、3位の齋藤実選手

榎本幸和選手が通算7オーバーで初優勝を果たす
 2024年度全日本グランドシニアアマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝は、榎本幸和選手(73歳)が通算7オーバーの151ストロークで初優勝を果たした。
 初日を終わり2アンダーの70でトップに立ったのは齋藤実選手(72歳)。5バーディ・3ボギーで2位に4打差をつけて首位。2オーバーに武田幸雄選手(71歳)、さらに1打差の3オーバーに榎本選手と紺野秋雄選手(73歳)が続いた。
 迎えた最終日、優勝争いは最終組の4人に絞られた。齋藤選手は出だしこそパーをセーブしたものの、その後3連続ボギーを叩くなど精彩を欠き、前半41で通算3オーバー。代わって首位に浮上したのは35で上がった紺野選手で通算2オーバー。榎本選手は36で通算3オーバー、武田選手は39で通算5オーバーとなり、後半へ折り返す。
 齋藤選手と武田選手は共に42を叩いて優勝争いから脱落、16番を終わって通算5オーバーの紺野選手が首位、榎本選手は7オーバーで2位につけ、紺野選手のリードで最終ホールを迎えたが、紺野選手が2打目をグリーン手前の池に落とし、トリプルボギーを叩いて通算8オーバー。上がり2ホールを無難にパーでまとめた榎本選手に優勝が決まった。
「スタートで5打差あったので、上位に入れればいいかなという気持ちでした。15番で3打差がついて完全に諦めていましたが、紺野さんのミスによって転がり込んできた棚ボタのような優勝でした(笑)」と、最後に笑った榎本選手。昨年、初参加ながらプレーオフで負けた雪辱を見事に果たした。競技成績は以下の通り。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 榎本 幸和 東日本シード 75 76 151
2 紺野 秋雄 東日本シード 75 77 152
3 齋藤  実 千葉よみうり 70 83 153
4T 舟岡  誠 那須野ヶ原 81 74 155
4T 武田 幸雄 那須野ヶ原 74 81 155
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2024年度全日本グランドシニアアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝
◆4月24日(水)~25日(木)
◆岐阜県/伊深の森カントリークラブ
◆5,849Yards/Par72 参加者 102名
左から3位の水野憲治選手、辻幸博選手、2位の小川竹男選手

辻幸博選手が初日から独走で初優勝
 2024年度全日本グランドシニアアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝は、辻幸博選手(73歳)が通算8オーバーの152ストロークで初優勝を果たした。
 初日は朝から雨が降り続き、岐阜の山間にある伊深の森カントリークラブの最高気温は16℃。シビアな条件をものともせず、辻選手が飛び出した。3オーバーの75は2位に4打差をつける独走状態だった。
「雨は好きなんです。みんながスコアを崩すから。僕はまったく気にならない」と会心の笑みを浮かべる。
 初日とは一転、最終日は快晴で最高気温は夏日の25℃。ところがスコアは2つ落として77。「これがゴルフの難しいところ。ショートホール(6番と11番)でトリプルボギーを打ってしまいました。バンカーに入れて、ホームラン打って3パット。まったく同じミス」と苦笑い。それでも初日の貯金がものを言って、追いすがる小川竹男選手(77歳)と水野憲治選手(74歳)を振り切った。無欲の勝利だった。
「勝つつもりがないから、ブレザーも持ってこなかった。無欲で打てたのが逆によかったのかも」。中部日本のチャンピオンとして挑む全日本大会に対しても「優勝なんてとんでもない。女房と一緒に旅へいくつもりでプレーします」と、どこまでも自然体だった。競技成績は以下の通り。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 辻  幸博 アリジ 75 77 152
2 小川 竹男 中部日本シード 79 75 154
3 水野 憲治 伊深の森 79 78 157
4T 重丸 保隆 アリジ 80 78 158
4T 杉浦 梅次 名古屋広幡 80 78 158
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2024年度全日本グランドシニアアマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝
◆4月23日(火)~24日(水)
◆兵庫県/ダンロップゴルフコース
◆6,063Yards/Par72 参加者 119名
左から中西勝選手、2位の丸山武志選手

中西勝選手が初優勝で悲願のタイトルをゲット
 2024年度全日本グランドシニアアマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝は、中西勝選手(73歳)が通算6オーバー、150ストロークで悲願の初優勝を果たした。
 初日は前半も後半も1バーディ・2ボギーの2オーバー74で上がり、首位と2打差の好位置に付けた。最終日は初日首位の選手がスコアを崩し、大きく後退。2位の中西選手は出だしボギー発進ながらも早くも首位に並び、更に4番、7番でバーディを奪い、単独首位に立った。9番のパー4でダブルボギーを打ったが、1オーバー37で折り返す。後半に入ると中々バーディが奪えず、15番までパープレーで凌いだ。守りに入ったのか、上がり3ホール連続でボギーを打ってしまうが、2位に4打差をつけてこの大会初優勝を飾り、4年越しの悲願「グランドシニア西日本地区決勝」の栄冠を手に入れた。
「いつもは攻めて行く方だが、今日は無理をせずに自分のゴルフに徹する」と、スタート前から決めた中西選手。予選の時とは違うグリーンの速さに悩みながらも何とか2日目も4オーバーの76でまとめ、優勝を手に入れた。競技成績は以下の通り。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 中西  勝 ダンロップ 74 76 150
2 丸山 武志 ダンロップ 77 77 154
3T 小寺 研介 京都大原PC 81 75 156
3T 青田 光宏 西日本シード 80 76 156
3T 武甕 眞司 京都大原PC 78 78 156
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