アマチュアゴルファーの祭典・全日本アマチュアゴルファーズ選手権の申し込みが始まります!

■全日本アマチュアゴルファーズ選手権
 武庫ノ台ゴルフコース(兵庫県)
1996年大会以来4回目の開催となる武庫ノ台ゴルフコース

 今年も競技シーズンの足音が近づいてまいりました。全日本アマチュアゴルファーズ選手権の参加申し込み受付が、いよいよ3月1日から始まります。アマチュアゴルファーであれば誰でも参加することができ、文字どおりアマチュアゴルファーナンバー1を決する歴史ある大会です。今年の全日本大会は、兵庫県の武庫ノ台ゴルフコースが舞台。名匠・上田治氏が手掛けた全長6,808ヤード・パー72、コースレート73.2という戦略性溢れるコースが、全国各地区の予選、決勝を勝ち上がった精鋭たちを待ち受けます。
 昨年の大会は栃木県のイーストウッドカントリークラブで開催され、通算8アンダーの136ストロークで回った本大志選手が初優勝を飾りました。朝から強い雨が降り続いた中、得意のアイアンを駆使してバーディを量産し、初日トップの栗原悠宇選手を逆転。前年プレーオフで敗れた雪辱を果たし、見事に成長した逞しい姿を見せました。
 昨年、男子プロツアーのダンロップフェニックストーナメントにアマチュアで優勝した杉浦悠太選手や、このたび今年のマスターズトーナメントに特別出場枠で招待を受けた久常涼選手、彼らもアマチュア時代にこの全日本アマチュアゴルファーズ選手権に参加して腕を磨き、世界を股にかけて活躍するプロゴルファーへと成長を遂げました。
 また、ミッドアマ、シニア層の選手にとっても若い世代のゴルファーと同じフィールドで戦うことができる絶好の機会。優勝者を始め、上位入賞者には日本アマチュアゴルフ選手権や地区アマチュアゴルフ選手権への出場資格が与えられるなど、この大会からJGA、地区連盟主催競技へと繋がることから “トップアマチュアへの登竜門” として親しまれてまいりました。果たして、今年はどのような戦いが繰り広げられるか? アマチュアゴルファーの祭典・全日本アマチュアゴルファーズ選手権、皆様のお申し込みをお待ちしております。
左から2位 栗原悠宇選手、優勝 本大志選手、3位 谷本伊知郎選手
(写真:2023年度全日本アマチュアゴルファーズ選手権)

まだあどけなさが残る久常涼選手(写真左・当時12歳)
(写真:2015年度全日本アマチュアゴルファーズ選手権 西日本中国地区決勝)

8位タイに入賞した杉浦悠太選手(当時14歳)
(写真:2016年度 全日本アマチュアゴルファーズ選手権)

目指すはコート・ベール徳島! シニアと女子ミッドアマチュアの参加申し込み受付開始
■全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権
■全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権
 コート・ベール徳島ゴルフクラブ(徳島県)
南国情緒あふれるコート・ベール徳島ゴルフクラブ

 全日本アマチュアゴルファーズ選手権と同じく、全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権と全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権の参加申し込みが、3月1日から始まります。今年の舞台は徳島県のコート・ベール徳島ゴルフクラブ。シニアとしては2010年大会以来、女子ミッドアマとしては2012年大会以来、共に2回目の開催となります。
 燦々と降り注ぐ太陽の光と、爽やかな海風が心地よい南国特有のコース。高低差4メートルとほぼフラットながら、左右の林とアウトオブバウンズ、大きな池が待ち構え、時折強く吹き付ける海風が選手を悩ませます。加えて、本大会の開催時期は6月下旬のため、暑さと共に雨絡みの天候が選手を大いに苦しめることでしょう。
 昨年は千葉県の千葉よみうりカントリークラブで開催された両大会。シニアは141ストロークで並んだ鎌島俊夫選手と藤井広文選手によるプレーオフの末に鎌島選手が初優勝、女子ミッドアマは須藤悠圭選手が144ストロークで大会3勝目をマークするなど、どちらも熱い戦いが繰り広げられました。とりわけシニアの鎌島選手は、最終ラウンドで67をマークして追いつき、18番ホールでのプレーオフでは下から約6メートルのパーパットを決めて勝負を決めるなど、まさに神がかり的なプレーを見せ、一方、女子ミッドアマでは歴代優勝者3選手による僅差の攻防が繰り広げられ、終盤の8番ホール(10番スタート)で上から約10メートル超の長いバーディパットを決めた須藤選手が一歩抜け出し、勝負を決めました。
 どちらのカテゴリーも、ゴルファーとして最も充実した時期に差し掛かる世代。シニアは全日本アマチュアゴルファーズ選手権に次いで歴史が長く、アマ、ミッドアマ、シニアと継続して参加している方、シニアの年齢になった節目を機に新たに参加する方、または競技に復帰する方など様々で、まだまだ意気盛んな選手が多いのが特徴です。
左から2位 藤井広文選手、優勝 鎌島俊夫選手、3位 横山浩康選手
(写真:2023年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権)

 一方、女子ミッドアマは昨年の上位争いに見るとおり歴代優勝者が安定して強く、この傾向はしばらく続いていきそうですが、20代の若手選手も上位争いに顔を覗かせるようになってきました。また、女子ミッドアマは地区の分け隔てなく皆さん仲がよく、大会が一層和やかな雰囲気に包まれるのも特徴。「PGS競技は、この雰囲気が楽しくて好き」という声も聞かれ、参加選手皆さんの笑顔が真剣勝負に花を添えています。
 今年も暑い中での開催が予想されますが、多くの皆様にご参加いただき、大会を盛り上げていただきたいと思います。予選競技の参加申し込み受け付けは、3月1日から。皆様のお申し込みをお待ちしております。
左から2位 栗原悦子選手、優勝 須藤悠圭選手、3位 西尾瞳選手
(写真:2023年度全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権)