2023年度PGS中部日本地区女子スーパーシニアアマチュアゴルファーズ選手権
2023年度PGS中部日本地区男子スーパーシニアアマチュアゴルファーズ選手権


女子マスターズクラス
◆11月28日(火)
◆岐阜県/伊深の森カントリークラブ
◆参加者 9名

田島和美選手が84ストロークで大会2連覇を飾る
 2023年度PGS中部日本地区女子スーパーシニアアマチュアゴルファーズ選手権マスターズクラスは、12オーバーの84ストロークで田島和美選手(61歳)が大会2連覇を果たした。
「グリーンが速く、奥につけると大変なことになるので、初めから警戒して手前から行きましたが、そのたびにバンカーに入って苦戦しました」。開口一番にコースの印象を語る田島選手。定評のある難しいグリーンに苦戦をしたが、途中グリーンに水が浮き出るほどの大雨にも降られる厳しいコンディションの中でスコアをまとめ、2位の菊川由美子選手(63歳)に1打差をつけて逃げ切った。
「大事に大事にいかないと難しいコース。気を抜くとスコアを崩すので攻められないんです。まさか連覇をできるとは思いませんでしたね」と、安堵の表情を浮かべる田島選手。
「試合でのグリーン奥の怖さがわかり、ボールをディスタンス系からスピン系に変えて距離もだんだん合ってきました。私は飛距離が出ないのでバーディは取れないかもしれないけど、ダブルボギーを打たないゴルフを心掛けています」と、勝因を語った。競技成績は以下のとおり。

順位 氏名 OUT IN GROSS
優勝 田島 和美 42 42 84
2 菊川 由美子 45 40 85
3 中村 敦子 44 42 86
4T 可知 美佐登 47 44 91
4T 早田 佳世子 47 44 91
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女子レジェンドクラス
◆11月28日(火)
◆岐阜県/伊深の森カントリークラブ
◆参加者 4名

稲垣正子選手が84ストロークで大会2連覇を飾る
 2023年度 PGS中部日本地区女子スーパーシニアアマチュアゴルファーズ選手権レジェンドクラスは、12オーバーの84ストロークで稲垣正子選手(69歳)が大会2連覇を果たした。
「コースは約1年ぶりでしたが、練習ラウンドもせず、ほぼぶっつけ本番。ここはグリーンが難しいので手前、手前からの作戦で切り抜けました」と、稲垣選手。「距離が長かったのでアプローチ、パター勝負。1番はボギーで済めばいいと思っていたのがパーを取ることができ、いいスタートを切ることができたんです」と、優勝の要因となった出だしのホールでのプレーを振り返った。
「今は毎日の練習は控え、一日おきに球を打っています。また、ミスショットが出たら素振りをするなど1球1球を大切にしながら打つことを心掛けています」と、年齢に合った練習法を実践。「家族が『頑張ってこい!』と送り出してくれるのがありがたい。みんなのおかげです」と、家族の後押しを受けながら、昨年に続く連覇達成に笑みがこぼれた。競技成績は以下のとおり。

順位 氏名 OUT IN GROSS
優勝 稲垣 正子 42 42 84
2 小澤美恵子 47 43 90
3T 和田 澄子 47 49 96
3T 中村 久子 47 49 96
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女子エキスパートクラス
◆11月28日(火)
◆岐阜県/伊深の森カントリークラブ
◆参加者 3名

石川真理選手が83ストロークで初優勝を飾る
 2023年度PGS中部日本地区女子スーパーシニアアマチュアゴルファーズ選手権エキスパートクラスは、11オーバーの83ストロークで石川真理選手(76歳)が初優勝を果たした。
「私はこれまでPGSの競技は出場したことがなく、友人たちが昨年この大会に出て『楽しかったので今年は一緒に出よう』と誘ってくれたんです」と、今回がPGS競技初参加の石川選手。「伊深の森カントリークラブはたまにプレーするのですが、おまんじゅう型のグリーンが難しく、いつもは失敗するのに何故か今日だけはうまくいって……(笑)」。この日はパターの調子がよく、その難しいグリーンで3パットは最終ホールの1回だけ。優勝もまったく考えていなかったというが「パッティングが大きかった」と、勝因を振り返った。
 週に3回の練習と1回のラウンドを「仕事のように行っている」という石川選手。
「とても楽しかったので、来年は仲間みんなで一緒に出よう!と宣伝します(笑)」と笑顔で語った。競技成績は以下のとおり。

順位 氏名 OUT IN GROSS
優勝 石川 真理 40 43 83
2 水野あき子 45 46 91
3 阪倉 敬子 55 55 110
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男子マスターズクラス
◆11月28日(火)
◆岐阜県/伊深の森カントリークラブ
◆参加者 43名

小川竹男選手が78ストロークで初優勝を飾る
 2023年度PGS中部日本地区男子スーパーシニアアマチュアゴルファーズ選手権マスターズクラスは、6オーバーの78ストロークで小川竹男選手(76歳)が初優勝を果たした。
「今日は3パットが一度もなかったのですが、前半の最終ホール(18番)でティショットがOBでダブルボギーを叩いてしまったのが悔やまれます」と小川選手。前半を40で折り返し、後半のアウトに入ると難しいグリーンを「アプローチで凌いだ」というとおり38でまとめトータル78でホールアウト。2位の溝口親朋選手(76歳)に1打差をつけ初優勝を果たした。
「前半で40を叩いたし、まさか優勝できるとは思っていませんでした」と小川選手。毎朝4時30分に起床。散歩と体操、そして自宅に作ったアプローチ練習場での練習が日々のルーティーン。「クラブを握らない日はありません」と胸を張る。
「75歳以上の方が皆さん元気ですね! お話ができてうれしいし、健康で仲間と一緒にプレーするのが何より楽しみです」と笑顔で語った。競技成績は以下のとおり。

順位 氏名 OUT IN GROSS
優勝 小川 竹男 38 40 78
2 溝口 親朋 41 38 79
3T 吉見 本弘 43 37 80
3T 五十川康雄 37 43 80
5T 森  俊光 44 38 82
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男子レジェンドクラス
◆11月28日(火)
◆岐阜県/伊深の森カントリークラブ
◆参加者 14名

山川敬止選手が77ストロークで大会2連覇を飾る
 2023年度 PGS中部日本地区男子スーパーシニアアマチュアゴルファーズ選手権レジェンドクラスは、5オーバーの77ストロークで山川敬止選手(81歳)が初優勝を果たした。
「同組の吉見本弘選手(79歳)とは、かつて中部グランドシニア選手権(中部ゴルフ連盟主催)で優勝を争った仲。吉見さんが出だしで奥から20メートル近いバーディパットを入れてきたが、僕もワンピン近いバーディパットを入れ返した。あのときは負けたけど、今日は負けない」。インスタート出だし10番ホールでいきなり見せたバーディ合戦。出場クラスは違えど、かつてのライバルのスーパープレーに呼応するかのように、山川選手には期するものがあった。前半を1アンダー、35で折り返し、後半に入ると好調だったパッティングが入らなくなり42を叩いたが、前半の貯金を生かし、終わってみれば2位の青山八郎選手(80歳)に4打差をつける圧勝。同組の吉見選手も80だったため、3打差をつけてリベンジを果たした。
「ゴルフは自分自身との戦い。スコアが良くても悪くても常に見られています。OBを打っても笑っていられるような恥ずかしくないプレーを心掛けています」と、山川選手が笑顔で語った。競技成績は以下のとおり。

順位 氏名 OUT IN GROSS
優勝 山川 敬止 42 35 77
2 青山 八朗 42 39 81
3 安江 正和 42 40 82
4 松本 勝治 40 43 83
5 浅井  覚 42 42 84
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