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2011/01/05

新年のご挨拶

  新年 明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 日本経済は先行き不透明感が広がっております。急激な円高・株安、海外経済の減速と予断を許さない状況が続いており、景気回復は足踏み状態であると言えます。
 この様な状況下、当業界はゴルフが2016年のオリンピックに正式種目に決定したことを梃子に、新規ゴルファーの育成、ゴルファーの底辺拡大が喫緊の課題であり、業界諸団体は一層連携を強化し、市場活性化に向けた活動を更に推進すべきと考えております。
 当協会は、昨年3月に国が所管するスポーツ団体として初の「公益社団法人」の認定を受けました。昭和37年創立以来、ゴルフの普及振興並びにゴルフ競技会の開催、公平な統一ハンディキャップの普及振興、ゴルフに関する調査・研究等を事業目的に掲げ、国民の健康の保持増進、余暇活動の充実等豊かな国民生活の実現への寄与を目的として活動して参りました。今後も公益社団法人として協会創立精神を引継ぎ、公益目的事業を通じて「民による公益の増進」を目指し、また企業市民として社会的貢献を果たしたいと考えています。
 平成22年度は、「パブリック・ミッドアマ・シニア選手権」の3大メイン競技で参加人数1万8千人、「アンダーハンディ競技」で2万人と、大変多くのアマチュアゴルファーの皆様にご支援いただき心より感謝致します。
 今後は公益法人との立場から、従前以上にゴルフ界に資する調査・研究事業に取り組み、各種情報を発信して参りたいと考えております。昨年度はメタボ対策等健康作りに関する社会的問題に着目し、ゴルフによって歩くことの健康に対する有効性を立証すべく、調査レポートを作成致しましたが、ゴルファーの視点からのマーケット調査を実施して参りたいと考えております。
 本年も業界諸団体の皆様を始め、アマチュアゴルファーの皆様方のご支援ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げます。
(会長 浅井光昭)