2023年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝
◆9月20日(水)~21日(木)
◆栃木県/那須野ヶ原カントリークラブ
◆6,214Yards/Par72 参加者 124名
左から2位タイの岩波肇選手、紺野秋雄選手、2位タイの平井隆夫選手

紺野秋雄選手がプレーオフを制し大会2度目の優勝を掴む
 2023年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝は、通算6オーバーの150ストロークで並んだ紺野秋雄選手(73歳)、岩波肇選手(76歳)、平井隆夫選手(73歳)によるプレーオフの結果、紺野選手が2019年以来4年ぶりの優勝を飾った。
 1番ホールで行われたプレーオフ2ホール目、岩波選手はグリーン奥、平井選手は右のサブグリーン、紺野選手は右手前、それぞれ距離は20ヤード超。三者三様に難度の高いアプローチが残った。先に打ったのは紺野選手。カップ上約2メートル弱に止まる。続いて打った平井選手のアプローチはサブグリーンを超えたもののグリーンに僅か乗ったところで止まる。最後に打った岩波選手のアプローチショットはやや強く、カップを10メートル近くオーバー。平井選手と岩波選手はパーパットを決めることができず、カップ上からのパットを慎重に沈めた紺野選手が三つ巴の戦いを制し、見事2度目の栄冠を手にした。
「プレーオフは勝てると思っていました。1番ホールのバーディは難しい、パーなら勝てると。岩波さんと平井さんが奥と右に外したので、自分は手前でいいと思いセカンドを短めの6番で打ちました」と紺野選手。絶妙なコースマネジメントとショートゲームの冴えで価値ある優勝を掴み取った。競技成績は以下のとおり。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 紺野 秋雄 東日本シード 76 74 150
2T 岩波  肇 東日本シード 77 73 150
2T 平井 隆夫 昭和の森 75 75 150
プレーオフの結果、紺野選手が優勝
4T 長谷川壽彦 紫あやめ 78 74 152
4T 鈴木 克弘 紫あやめ 77 75 152
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2023年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝
◆9月13日(水)~14日(木)
◆愛知県/名古屋広幡ゴルフコース
◆6,293Yards/Par72 参加者 128名
左から2位タイの田中敬一選手、木村雄一選手、2位タイの柿木敏也選手

初日から首位を守った木村雄一選手が5年ぶりの優勝を飾る
 2023年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝は、通算5オーバーの149ストロークで木村雄一選手(73歳)が2018年以来5年ぶりの優勝を飾った。
 中部日本のグランドシニア世代のトップアマ、木村選手が初日から首位を守り2度目の優勝を決めた。
「2018年の優勝でいただいた中部日本地区のシード権が今年で切れるので、また勝ててよかった。これから5年間は予選競技なしで出られるからね!」と嬉しそうな木村選手。
 初日2オーバーの74で2位に1打差をつけて発進。最終日、前半を2オーバーでターンしたとき、2打差で数名がつけるという展開。12番のパー4でバーディを奪ったが、13、14番と連続ボギーが出て、勝負はまだわからない状況が続いた。
 しかし、昨年の全日本グランドシニア覇者は、そこからの4ホールをパーで凌ぎ、2打差で逃げ切った。「17番のパー3でカップ3個ほど曲がるパーパットが入ったのが大きかったね。それにね、2日間とも一緒に回った人たちのおかげ。ラフに入ったボールも一生懸命捜してくれたし、もう感謝ですよ。神様からプレゼントしてもらったような優勝ですよ!」と頭を下げた。競技成績は以下のとおり。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 木村 雄一 中部日本シード 74 75 149
2T 田中 敬一 名古屋広幡 79 72 151
2T 柿木 敏也 名古屋広幡 77 74 151
4T マハリアブラハム 中部日本シード 76 76 152
4T 内藤 武史 森林公園 75 77 152
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2023年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝
◆9月21日(木)~22日(金)
◆大阪府/大阪パブリックゴルフ場
◆5,101Yards/Par70 参加者 121名
左から2位の松島一十四選手、隠地俊樹選手、3位タイの大東重則選手

ミッドシニアルーキーの隠地俊樹選手が手堅いプレーで優勝を飾る
 2023年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝は、通算6アンダーの134ストロークで隠地俊樹選手(65歳)が初優勝を果たした。
「大きな試合で優勝するのは初めて。感無量です」。2位に5打差の圧勝ながら、隠地選手は安堵の表情を浮かべた。距離はないが、多彩なレイアウトに多くの選手が翻弄される中、初日5バーディ・1ボギーの66を叩き出し首位に立った隠地選手。2位タイにはイーブンパーで7選手が並び、隠地選手を追う展開となった。
 最終日に入っても隠地選手の勢いは衰えず、3番ウッドをメインに第1打は確実にフェアウェイをキープ。パッティング勝負の戦略がはまり、前半を2バーディ・ノーボギーで折り返す。後半に入っても勢いは衰えず、10番では下から2メートルのバーディパットを沈めてスコアを伸ばした。13番パー5では第1打、第2打と連続してあわやOBというショットでピンチを迎えたものの、ボギーで切り抜け窮地を脱出。「優勝を意識して力が入ってしまった」とはいうものの、追随を許さず2位に5打差の圧勝となった。競技成績は以下のとおり。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 隠地 俊樹 大阪 66 68 134
2 松島一十四 よみうりウエスト 73 66 139
3T 大東 重則 よみうりウエスト 70 70 140
3T 大田 卓一 奥津 70 70 140
5 中川 裕一 大阪 71 70 141
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