2023年度全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権
◆9月6日(水)~7日(木)
◆兵庫県/武庫ノ台ゴルフコース
◆6,808Yards/Par72 参加者 191名
左から2位の竹本健太選手、須崎友貴選手

須崎友貴選手が冷静なゲーム運びで大会初優勝を飾る
 2023年度全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権は、通算1アンダーの143ストロークで須崎友貴選手(30歳)が大会初優勝を飾った。
 初日、首位は69ストロークで村田靖司選手(51歳)。1打差に須崎選手、さらに1打差の3位に4選手がひしめき合った。
 最終日、初日40位タイと出遅れていた竹本健太選手(41歳)が前半を34として、一気に優勝戦線に加わる。村田選手は2番をダブルボギーとするなど失速。須崎選手は1番でバーディを奪うと5番パー3では2メートルを沈めてバーディ、前半を34で折り返す。ただ、直後の10番パー4の左ドッグレッグは「風に乗り、思った以上に飛距離が出た」と第1打が奥に突き抜けてOBのトリプルボギー。焦りの表情を見せるが、12番・13番の連続バーディで立て直す。巻き返したい村田選手だが後半も10番をトリプルボギーとするなどスコアを落とし脱落。勝利を確信した須崎選手は18番の第1打を冷静に3番アイアンで打ち、2位の竹本選手に2打差で大会を制した。
 ホールアウト後、「全日本での優勝は初めて。とにかく嬉しい」とあふれんばかりの笑顔を浮かべた須崎選手。初日はコントロールを欠いて右に打ち出していたドライバーも最終日のスタート前の練習で修正。ほぼ完璧なショットを打ち続け、勝利を掴んだ。競技成績は以下のとおり。

順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 須崎 友貴 千葉よみうり 70 73 143
2 竹本 健太 福岡雷山 75 70 145
3T 前田 智徳 富士ゴルフコース 74 72 146
3T 松並  良 千葉よみうり 74 72 146
3T 神田  篤 高松 73 73 146
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