2023年度全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権東日本A地区決勝
◆7月22日(土)~23日(日)
◆栃木県/イーストウッドカントリークラブ
◆6,867Yards/Par72 参加者 181名
左から2位の鈴木貴士選手、武田大輔選手、3位の須崎友貴選手

武田大輔選手がプレーオフを制し、初優勝を果たす
 2023年度全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権東日本A地区決勝は、通算4アンダー、140ストロークで並んだ武田大輔選手(26歳)と鈴木貴士選手(44歳)によるプレーオフの結果、武田選手が初優勝を果たした。
 最終組の2組前、トップと4打差7位タイからスタートした武田選手が、最終ラウンドで1イーグル・4バーディ・1ボギーの67をマーク。トップタイからスタートした最終組の鈴木選手と並び、勝負の行方はプレーオフに持ち込まれた。1ホール目の13番パー5、両者共にフェアウェイセンターからの2打目。先に打った鈴木選手は左の池を避け右サイドへ。一方、武田選手の球は左の池方向へ飛んだが間一髪セーフ。3打目、右ラフ残り100ヤ―ド地点から打った鈴木選手がグリーン奥のカラーへ外したのに対し、武田選手は左ラフからピン右やや奥にオン。「踵の先50センチがすぐ池だった」と、際どいところからバーディチャンスにつけた。その後、鈴木選手が奥から先に寄せたが、武田選手が約8メートルのバーディパットを鮮やかに決めて決着、初優勝が決まった。
「2日間を通じてショットが良く、パーオン率が高かったのでボギーが少なかった」と武田選手。「13番で1.5メートルのバーディが取れたのが大きかった。そこから流れが良くなり3連続バーディに繋がりました」と勝因を振り返った。尚、初日トップタイの須崎友貴選手(30歳)は、7バーディを奪ったものの、出入りの激しいゴルフでスコアを伸ばせず、3位に終わった。成績表は以下のとおり。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 武田 大輔 千葉よみうり 73 67 140
2 鈴木 貴士 那須野ヶ原 69 71 140
プレーオフの結果、武田選手が優勝
3 須崎 友貴 千葉よみうり 69 72 141
4 菊地 諭史 那須野ヶ原 74 69 143
5 中村  瞭 セブンハンドレッド 70 74 144
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2023年度全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝
◆7月19日(水)~20日(木)
◆三重県/アリジカントリークラブ 花垣コース
◆6,804Yards/Par72 参加者 176名
左から2位タイの松久征史選手、横山浩康選手、2位タイの江口信二選手

横山浩康選手が7年ぶり2度目の優勝を果たす
 2023年度全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝は、通算4アンダー、140ストロークで横山浩康選手(57歳)が7年ぶり2度目の優勝を果たした。
 初日70台をマークした選手は100名。普段、難度の高さに定評のあるアリジカントリークラブだが、曇天とやや遅いグリーンコンディションが好スコアの要因となった。
 その初日、5アンダーの67ストロークで並んだのは横山選手と近藤久幸選手(47歳)。3位グループに3打差をつけて首位に立った。
 最終日、1番でいきなりバーディを奪い6アンダーとした近藤選手だったが、2番のパー4でOBを2発打ち、9を叩いて優勝争いから脱落。一方、横山選手は2番パー4でOBを打ち、このホールでバーディを奪った同組の築山一佳選手(43歳)に並ばれる。その後6番でもOBを打ってダブルボギーを叩いたが、この日は5、12、18番でバーディを奪い、通算4アンダーでホールアウト。最終的に1つスコアを落としたものの、2位に2打差をつけ、本大会2度目の優勝を決めた。
 50歳だった7年前の2016年に初優勝、50歳を越えてから2勝を達成したことになる横山選手。夢は日本シニアオープンのベストアマチュア。「シニアプロと回ると楽しくてね。今まで1打、2打足らずに決勝にいけていないから、まずは4日間回りたい」と元気いっぱいだ。成績は以下のとおり。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 横山 浩康 名古屋広幡 67 73 140
2T 松久 征史 森林 73 69 142
2T 江口 信二 中部日本シード 71 71 142
4T 増田 和茂 中部日本シード 73 70 143
4T 橋本  潤 名古屋港 71 72 143
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