2023年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権
◆6月27日(火)~28日(水)
◆千葉県/千葉よみうりカントリークラブ
◆6,142Yards/Par72 参加者 145名
左から2位の藤井広文選手、鎌島俊夫選手、3位の横山浩康選手

鎌島俊夫選手がプレーオフを制し、劇的な初優勝を飾る
 2023年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権は、通算3アンダーの141ストロークで並んだ鎌島俊夫選手(58歳)と藤井広文選手(65歳)によるプレーオフの結果、鎌島選手が初優勝を果たした。
 鎌島選手が劇的な初優勝を掴んだ。初日74ストローク、26位タイから臨んだ最終ラウンドは最終組から実に1時間以上前にスタート。上位陣の優勝争いよりも前に、快進撃は既に始まっていた。1番で幸先よくバーディ発進を決めると、大きな波に乗ったかのように4、5、7、9番でバーディを奪い前半31をマーク。そのすべてが「2~3メートル以内」というほど絶好調で、この日のベストスコア67をマークしてホールアウト。通算3アンダーで一躍クラブハウスリーダーに躍り出た。一方の最終組は、初日トップの下野修照選手(57歳)が76を叩いて脱落。代わって本大会2015年度の覇者・藤井選手が通算3アンダーに踏みとどまり、鎌島選手とのプレーオフに残った。
 1ホール目の18番パー3、ユーティリティの4番で打った鎌島選手の球はグリーン左手前のバンカーへ。そこから残り30ヤード超のバンカーショットを6メールに乗せた鎌島選手が、上りのパットを見事に沈めてパーセーブ。右サイドから寄せきれず、ボギーを叩いた藤井選手を下し、初タイトルを手中に収めた。
「2日間を通じてアプローチとパターが冴えていました。(最終ラウンドは)67で回りましたが、ちょっと信じられない気持ちでしたね! トップまでは届かないと思っていましたから(笑)」と鎌島選手。ドラマティックな初優勝を決め、笑顔でトロフィーを上げた。競技成績は以下のとおり。

順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 鎌島 俊夫 新君津 74 67 141
2 藤井 広文 伊深の森 70 71 141
プレーオフの結果、鎌島選手が優勝
3 横山 浩康 中部日本シード 70 73 143
4T 下田 涼治 中部日本シード 75 69 144
4T 下野 修照 東日本シード 68 76 144
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