2023年度全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝
◆5月25日(木)~26日(金)
◆栃木県/JGM宇都宮ゴルフクラブ
◆5,794Yards/Par71 参加者 31名
左から2位の佐々木曜選手、田嶋優子選手、3位タイの中島絵美選手

田嶋優子選手が4打差を守り、初優勝を果たす
 2023年度全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝は、田嶋優子選手(52歳)が通算12オーバー、154ストロークで初優勝を果たした。
 初日の1番ホール、田嶋選手はグリーン手前左サイドのカラーから、残り22ヤードのアプローチをチップイン。いきなりのバーディ発進で幸先の良いスタートを決めるが、後半の10番でOBを叩きスコアを落とす。「どうにか70台で回れるようにプレーしましたので、朝一のバーディは効きましたね」と田嶋選手。6オーバー77で2位の佐々木曜選手(46歳)に2打差の単独首位発進。さらに2打差の3位に夏山ルイ選手(42歳)がつける。
 迎えた最終日、「昨日より一つでもいいスコアで回れるように」とスタートした田嶋選手。各選手が狭いコースに苦戦する中、「置きにいく場所、振り切る場所のメリハリをつけていた」という田嶋選手は、前半の17番で1メートル弱のバーディパットを外してしまうも、前半39、後半38の77ストロークでホールアウト。2位の佐々木選手に4打差をつけ、見事初優勝を果たした。
「初日の朝一でチップインバーディを決めることができたのが大きな要因でした。1番は難しいので、パーで切り抜けられればゲーム展開がよくなるかなと思っていたので、バーディになって幸運でしたね」と、勝因を振り返った。競技成績は以下のとおり。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 田嶋 優子 東日本シード 77 77 154
2 佐々木 曜 昭和の森 79 79 158
3T 中島 絵美 千葉よみうり 83 78 161
3T 夏山 ルイ 千葉よみうり 81 80 161
5 市川 直美 JGM宇都宮 82 80 162
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2023年度全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝
◆5月9日(火)~10日(水)
◆岐阜県/伊深の森カントリークラブ
◆5,736Yards/Par72 参加者 28名
左から2位の岡部るみ子選手、青木ももこ選手、3位タイの長田紫野香選手

青木ももこ選手が混戦を抜け出し逆転優勝を果たす
 2023年度全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝は、青木ももこ選手(40歳)が通算14オーバー、158ストロークで初優勝を果たした。
 初日、開催コースの伊深の森カントリークラブをホームコースにする岡部るみ子選手(52歳)が77の好スコアで首位に立つ。2打差の2位に鷹野美紀選手(47歳)、さらに全日本大会優勝経験のある長田紫野香選手(31歳)と渡部良紗選手(27歳)が81で3位タイにつけ、青木選手はさらに1打差、82で5位につけた。
 最終日、有力候補とみられていた長田選手が2番でダブルボギーを打つなど調子が上がらず。前半のインを共に39で耐えていた岡部選手と鷹野選手も後半に入りスコアを落とす。
 その頃、一組前の青木選手が76でホールアウト。通算14オーバーでトップに立っていた。まもなく、青木にうれしい初優勝が告げられると驚いたように「信じられません」と絶句した。最終的に2位の岡部選手とは4打差がついていた。
 昨年が2位で一昨年が3位と年々成績を上げ、ついに念願の優勝を手にした。出身は長野県の茅野市で、「長野県のレディスチャンピオンが集まるグランドチャンピオン戦に勝ったことはありますが……」という青木選手。ゴルフは9年前に友人の父親に勧められて始めた。大学時代はストリートダンスに高じていたそうだが「いまはもっぱら(ゴルフと)インドアのゲームにはまっています(笑)」と笑顔で答えた。競技成績は以下のとおり。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 青木ももこ 中部日本シード 82 76 158
2 岡部るみ子 伊深の森 77 85 162
3T 長田紫野香 名古屋港 81 83 164
3T 鷹野 美紀 中部日本シード 79 85 164
5 前田 英里 名古屋港 85 81 166
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2023年度全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝
◆5月24日(水)~25日(木)
◆岡山県/水島ゴルフリンクス
◆6,160Yards/Par72 参加者 23名
左から2位の河田さおり選手、三宅めぐみ選手、3位タイの村田直子選手

三宅めぐみ選手が安定したゴルフで逆転、初優勝を飾る
 2023年度全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝は、三宅めぐみ選手(40歳)が通算18オーバー、162ストロークで初優勝を果たした。
 最終組で回る地元・岡山県出身の三宅選手が、初日9オーバーの3位タイからスタート。最終日は上位選手のスコアが伸びない中で前半2オーバーの38で上がったが、後半は我慢のゴルフで7オーバーの43でホールアウト。1バーディ・8ボギー・1ダブルボギーの9オーバーと、この日ベストスコアの81をマーク。通算18オーバーの162で回り、首位に浮上。一方、初日7オーバーの首位からスタートした河田さおり選手(36歳)は13オーバーの85を叩き、三宅選手に2打届かず2位に沈んだ。
「チップインバーディもあり、実力以上の結果が出てとてもラッキーでした。入賞盾をいただくつもりで来ましたが、優勝できてうれしいです」と、三宅選手。昨年の同大会では3位タイだったが見事に雪辱を果たして笑みを浮かべた。3打差の3位に村田直子選手(42歳)、4打差の4位に昨年の優勝者、下井幹子選手(48歳)が入った。競技成績は以下のとおり。
順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 三宅めぐみ 西日本シード 81 81 162
2 河田さおり 北神戸 79 85 164
3 村田 直子 高松 82 83 165
4 下井 幹子 西日本シード 81 85 166
5T 古城 美子 京阪ゴルフ 84 83 167
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