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2023年度女子アマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝
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◆4月25日(火)~26日(水)
◆愛知県/ウッドフレンズ名古屋港ゴルフ倶楽部
◆6,279Yards/Par72 参加者 73名
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左から2位の伊藤柚葵選手、神谷もも選手、3位タイの稲葉千乃選手
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神谷もも選手が逆転で初優勝を果たす |
2023年度全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝は、神谷もも選手(17歳)が通算5オーバー、149ストロークで逆転初優勝を果たした。
最終日は朝からスタート時間を遅らせるほどの強い雨風。午後になるにつれ雨は止んだが、伊勢湾に面するコースは6、7メートルの風が吹きつけ、スコアは伸びなかった。
そんな中、初日2オーバーで首位と3打差からスタートした神谷選手は、前半のインを1バーディ・3ボギーの38でターン。前週の岐阜県レディスゴルフ選手権競技で連日60台をマークし、圧勝していた神谷選手だったが「あの後、反動でスイングがわからなくなってしまい、何とか耐えるゴルフ」を続けていた。
ところが、後半に入り3、4番でダブルボギー、ボギーが続くと「もう守っても仕方がない」と開き直りショットが復活。6番512ヤード・パー5、5番ウッドでグリーンを狙った球はフォローの風に乗り、1メートルにナイスオン。イーグルは逃したものの、続く7番でも6メートルを入れる連続バーディ。アウトを37で上がると、2位の伊藤柚葵選手(13歳)に1打差をつけ、初優勝が決まっていた。
今年の女子プロツアー、フジサンケイレディスクラシックで初勝利を挙げた神谷そらプロの2つ違いの妹で、今年は姉を追ってプロテストを受験する予定。「姉は尊敬する人でもありライバルですが、プロで優勝したし、もう身近なライバルではなくなりました」と、
強烈なライバル心を覗かせながらも笑顔を見せた。競技成績は以下のとおり。
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順位 |
氏名 |
1R |
2R |
Total |
1 |
神谷 もも |
74 |
75 |
149 |
2 |
伊藤 柚葵 |
73 |
77 |
150 |
3T |
稲葉 千乃 |
76 |
77 |
153 |
3T |
伊藤 美輝 |
75 |
78 |
153 |
3T |
山本 瑠奈 |
74 |
79 |
153 |
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https://bit.ly/41hp2NG
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2023年度女子アマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝
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◆4月25日(火)~26日(水)
◆兵庫県/北神戸ゴルフ場
◆6,061Yards/Par72 参加者 57名
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左から2位の大西穂佳選手、久世夏乃香選手、3位の髙岸 鈴選手
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久世夏乃香選手が2打差をつけて2度目の優勝を飾る |
2023年度全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝は、通算3アンダー、141ストロークで、久世夏乃香選手(19歳)が2度目の優勝を手にした。
大粒の雨を切り裂くように、放つショットが冴えわたる。2日間にわたり雨に降られた今大会。特に最終日の午前中はグリーンに水が浮き、約1時間の中断を余儀なくされる荒れ模様に。それでも首位から2打差、5位タイからスタートした久世選手は、「雨の試合はグリーンが止まってくれるので、思い切ってピンを狙っていける。攻めのゴルフがこの結果につながった」と、ほとんどの選手がスコアを落とす中で大胆なゴルフを展開。着実にパーオンを続け、前半を3バーディ・ノーボギーで折り返す。雨が止んだ後半も崩れる要素は見当たらず、1バーディ・ノーボギーでホールアウト。2位に2打差をつけての逆転Vを飾った。
同大会は2021年以来となる2度目の優勝だが、全日本では昨年の5位タイが最上位。「全日本は優勝できず悔しかった」と少し表情を曇らせたが、昨年8月にはステップ・アップ・ツアー「山陰ご縁むす美レディース」で7アンダー3位タイの成績を残すなど、実力はプロに交じっても遜色はない。3度目となる今年の全日本大会は奇しくも初優勝時と同じダンロップゴルフコース。「良く知っているコースだし、縁起もいい。今度は絶対に勝ちたい」と力を込めた久世選手。3度目の正直を狙う。競技成績は以下のとおり。
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順位 |
氏名 |
出場コース |
1R |
2R |
Total |
1 |
久世夏乃香 |
西日本シード |
73 |
68 |
141 |
2 |
大西 穂佳 |
西日本シード |
72 |
71 |
143 |
3 |
髙岸 鈴 |
高松パブリック |
72 |
72 |
144 |
4T |
秋田 光梨 |
京阪 |
72 |
73 |
145 |
4T |
菊田 ひな |
岡山空港 |
71 |
74 |
145 |
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