日本を代表する選手から社会人まで、日本一を決める“トップアマチュアの登竜門”

■全日本アマチュアゴルファーズ選手権
 イーストウッドカントリークラブ(栃木県)
全日本大会初開催となるイーストウッドカントリークラブ

 今年も3月1日から申し込みが始まります全日本アマチュアゴルファーズ選手権。長年に亘り、トップアマチュアへの登竜門として、次代を担うアマチュアゴルファーナンバー1を決める歴史あるチャンピオンシップです。今年の全日本大会は、本大会としては初となる栃木県のイーストウッドカントリークラブで開催されます。
 昨年の大会は兵庫県のグランドオークプレイヤーズコースで開催され、通算4アンダーの140ストロークで回った寄田聖悟選手(17歳)と本大志選手(16歳)によるプレーオフの末、寄田選手が本選手を下して初優勝を飾りました。突如降り出した雨の中、両者譲らず進んだ2ホール目、ロングパットを確実に寄せてパーをセーブした寄田選手の冷静なプレーが光りました。
 今年の舞台となるイーストウッドカントリークラブは、本大会東日本地区決勝の舞台としては何度も開催実績があるものの全日本大会は初開催。全長6,865ヤード、パー72、コースレート72.5、名匠ロバート・トレント・ジョーンズJr.が手掛けた戦略性溢れるコースが、シード選手を始め全国各地区の予選・決勝を勝ち上がった精鋭たちを待ち受けます。また、若い選手だけではなく、ミッドアマ、シニア層の選手にとってもジュニア、学生ゴルファーと同じフィールドで戦うことができる絶好の機会。若い選手の中でどこまで喰い込むことができるか、社会人ゴルファー皆様の奮闘にも期待しております。
 まさに“トップアマチュアへの登竜門”という名のとおり、今年はどのような戦いが繰り広げられるか、注目の全日本アマチュアゴルファーズ選手権。皆様のお申し込みをお待ちしております。
入賞の各選手たち、左から本大志選手、寄田聖悟選手、多田旺生選手
(写真:2022年度全日本アマチュアゴルファーズ選手権)

アマチュアゴルファーとして最も充実する両世代の熱き戦い
■全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権
■全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権
 千葉よみうりカントリークラブ(千葉県)
勝負の行方を左右する千葉よみうりカントリークラブの最終18番パー3

 全日本アマチュアゴルファーズ選手権と同じく、3月1日から申し込みが始まります全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権と全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権。今年は千葉県の千葉よみうりカントリークラブで開催されます。シニアとしては初開催、女子ミッドアマは2008年大会以来2度目の開催で、コースの高い戦略性に加えてコースメンテナンスにも定評があり、県内でも有数の人気コースです。とりわけ最終18番のパー3は難易度が高く、本大会においても勝負の行方を左右するキーホールとなることでしょう。
 昨年は岐阜県の伊深の森カントリークラブで開催された両大会。最終日は最高気温が36.9℃を記録する猛暑の中、シニアは塩田一史選手(55歳)が146ストロークで2位に4打差をつけて全日本大会初優勝、女子ミッドアマは接戦の末に吉岡ひかる選手(26歳)が2日間通算150ストロークで初優勝を果たしました。
 シニアは全日本アマ選に次いで歴史の長い大会で、今年で28回目の開催を迎えます。ゴルファーとして円熟期を迎えながら、アマ、ミッドアマから引き続いて参加する方、シニアという節目を機に新たに参加する方、また競技に復帰する方など様々で、故に昔から競技者人口も多く、まだまだ意気盛んな選手が多いのが特徴です。昨年優勝の塩田選手は、既にアマ、ミッドアマ、シニアの東日本地区決勝では三冠を達成し、昨年の本大会で悲願の全日本大会初制覇を成し遂げましたが、果たして今年は連覇達成なるでしょうか?
左から2位 棚橋勝選手、優勝 塩田一史選手
(写真:2022年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権)

 一方、女子ミッドアマは、毎年歴代優勝者が安定して強い傾向が続いていますが、昨年は初出場のルーキーを含む20代の若手選手が初日から抜け出し、世代交代とも言える優勝争いを繰り広げました。とりわけ優勝者の吉岡選手は聴力に障害を持つゴルファーで、猛暑の中、ハンディをものともしない戦いぶりも話題となりました。
 今年はさらに世代交代の波が進んでいくのか、注目の大会となります。
 今年も暑い中での開催が予想されますが、両カテゴリー共にゴルファーとして最も充実した時期に差し掛かる世代。多くの皆様にご参加いただき、大会を盛り上げていただきたいと思います。予選競技の参加申し込み受け付けは、3月1日から。皆様のお申し込みをお待ちしております。
左から2位 田中のどか選手、優勝 吉岡ひかる選手、3位 須藤悠圭選手
(写真:2022年度全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権)