2022年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝
◆9月21日(水)~22日(木)
◆茨城県/下館ゴルフ倶楽部
◆6,173Yards/Par72 参加者 124名
大接戦の中、神羊二選手が冷静なプレーで逆転優勝を果たす
 2022年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝は、神羊二(じん・ようじ)選手(67歳)が、通算1オーバーの145ストロークで逆転優勝を果たした。
 初日71でトップの佐藤敏夫選手(75歳)と1打差2位の寺田智選手(67歳)、そして最終組の1組前、3打差4位タイからスタートした神選手の三つ巴の優勝争いの結果、神選手が終盤の17番ホールで計算どおりのバーディを決める沈着なプレーで大会を制した。
「初日も最終日もグリーンに気を遣い、できるだけ3パットしないように心がけた」という神選手。ティショットの調子も良くなく、トラブルにならないように努めてプレーしていたという中、最終組の佐藤選手、寺田選手が揃って前半でスコアを落とし、後半は接戦となった。
 通算2オーバーで迎えた17番パー5、勝負に出た神選手がバーディを奪ったのに対し、同じく2オーバーで17番を迎えた佐藤選手は痛恨のダブルボギー。大詰めの場面で勝負は決した。
「17番のパー5、最終組と1打か2打の接戦になっているだろうと感じていたので『攻めなくてはいけない』と2オン狙ったところ成功し、バーディが獲れて後半1アンダーで上がることができました」と振り返る神選手。2017年の東日本シニアアマ選に続く2勝目を手にした。
「全日本大会は仕事の都合で参加が叶わず本当に残念ですが、予選から参加をして何とか来年のシード権を獲得することができて良かったです」と、ホッと胸を撫でおろした。競技成績は以下のとおり。

順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 神  羊二 昭和の森 74 71 145
2 寺田  智 紫あやめ 72 75 147
3 佐藤 敏夫 よみうりゴルフ 71 77 148
4 鯨井  章 紫あやめ 75 74 149
5T 岩井 正一 東日本シード 78 72 150
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2022年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝
◆9月26日(月)~27日(火)
◆三重県/アリジカントリークラブ 花垣コース
◆6,292Yards/Par72 参加者 132名
藤井広文選手が堅実なプレーで逆転優勝を果たす
 2022年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝は、藤井広文選手(65歳)が、通算5オーバーの149ストロークで逆転優勝を果たした。
 JGA主催の日本ミッドシニアゴルフ選手権の出場資格を持たない藤井選手は、「日本ミッドシニアへ出場するためには、この試合の全日本大会で2位に入るしかない!」と気合が入っていた。初日は73でホールアウトし、72で単独トップの林健治選手(66歳)に1打差2位。さらに74の3位に柴田雅好選手(67歳)がつけた。
 迎えた最終日、藤井選手は前半を37で折り返し、40を叩いた林選手を逆転。通算2オーバーで単独首位に立つ。さらに1組前を行く小島朋弘選手(73歳)が前半を35でターンし、通算3オーバーで藤井選手に1打差、林選手と柴田選手は通算4オーバーで2打差を追う展開。混戦模様となった後半、林選手は14番パー4でトリプルボギーを叩いて万事休す。藤井選手が堅実なプレーで後半を39でまとめ、後続に2打差をつけて優勝を果たした。
「9月に入りずっと調子を崩していたけどパッティングが良かった。速いグリーンを造ってもらったし、その方が好きだからね!」と藤井選手。
 2015年には全日本シニアアマ選を制している藤井選手。次なる目標は全日本ミッドシニアアマ選の優勝だ。競技成績は以下のとおり。

順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 藤井 広文 アリジ 73 76 149
2T マハリ・アブラハム 森林公園 78 73 151
2T 小島 朋広 中部日本シード 76 75 151
2T 柴田 雅好 伊深の森 74 77 151
5 北川 富重 アリジ 80 73 153
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2022年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝
◆9月28日(水)~29日(木)
◆滋賀県/ベアズパウジャパンカントリークラブ
◆6,404Yards/Par72 参加者 108名
江村博次選手が2位に7打差をつける独走で初優勝を果たす
 2022年度全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝は、江村博次選手(66歳)が、通算イーブンパーの144ストロークで初優勝を果たした。
 初日1オーバー73で首位タイからスタートした江村選手が最終日も好調を維持。前半を4バーディ・3ボギーの35で折り返すと、後半も2バーディ・2ボギーの36でまとめ、この日唯一人のアンダーパーとなる71でフィニッシュ。通算イーブンパーで2位に7打差をつける圧勝を果たした。
「勝因は何といってもパターが良かったですね。最終日の前半はボギーもダボもありましたが、入れごろ外しごろの大事な場面できっちり入ってくれて、4バーディの35は良かったです。後半も無理をせずに落ち着いてプレーできましたが、最終18番のパー5をボギーにしたのは惜しかったですね。ミッドシニアは初出場ですが、このコースは過去にプレーしたこともあるので緊張感なくプレーできました」と話す。
 尚、首位タイでスタートした南條式数選手(66歳)は最終ラウンドで85を叩いて通算14オーバーの25位タイに後退。初日3オーバーの7位タイからスタートした安川寛昭選手(68歳)が通算7オーバーで2位、6オーバーの25位タイからスタートした岡藤太郎選手が最終ラウンドを74でまとめ、通算8オーバーで3位タイに喰い込んだ。競技成績は以下のとおり。

順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 江村 博次 岡山空港 73 71 144
2 安川 寛昭 京都大原 75 76 151
3T 岡 藤太郎 西日本シード 78 74 152
3T 常峰 正義 西神戸 75 77 152
3T 野口 敏一 大阪 74 78 152
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