2022年度全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権東日本A地区決勝
◆7月23日(土)~24日(日)
◆栃木県/那須野ヶ原カントリークラブ
◆6,706Yards/Par72 参加者 177名
辻田晴也選手が我慢のプレーで初優勝を掴む
 2022年度全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権東日本A地区決勝は、通算3アンダー、141ストロークで、辻田晴也選手(29歳)が初優勝を果たした。
 大会初日、「ショットもパッティングも調子が良かった」という辻田選手。出だしの10番ホールで残り70ヤードから20センチにつけるOKバーディで幸先のよいスタートを切ると、5バーディ・2ボギーの3アンダー、69で単独首位発進。1打差の2位に本大会2017年度覇者の木崎亮太選手(30歳)がつけた。
 最終日、好調の辻田選手はこの日もスタートの1番で幸先よくバーディを決めたが、直後の2、4番でボギー。その後7番で1つ返すも8番でもボギーを叩く我慢の展開。「流れが止まってしまった」と、前半を37で折り返す。一方、木崎選手は6番パー3でダブルボギーを叩くなど精彩を欠き、前半40で一歩後退。この間にスコアを伸ばしたのが最終組より3組前の相馬義孝選手(45歳)。出だしから3連続バーディを決めて33で前半を終了。辻田選手を捕らえて後半へと折り返した。
 辻田選手は後半に入り10、12番でバーディ。14番でボギーを叩くも、最終18番では左サイド斜面のラフから、残り135ヤードをピッチングウェッジでピン手前3メートルにつけてバーディで締め括り35でホールアウト。一方、相馬選手は後半1つ落として通算1アンダーに後退。辻田選手が通算3アンダーをキープし、初優勝を果たした。
「ハーフが終わって(相馬選手に)迫られていたし、後半も自分との戦いだと思って我慢のゴルフを続けました」と辻田選手。西日本地区から練習なしのぶっつけ本番ながら「木があらゆるところに点在しているので、距離と方向をしっかり考えた」と冷静にプレー。「実力者が多い中、アンダーパーで優勝できてうれしかった。全日本大会では昨年の成績(9位タイ)を上回り、優勝争いに絡みたいですね!」と抱負を語った。競技成績は以下の通り。

順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 辻田 晴也 初穂 69 72 141
2 相馬 義孝 那須野ヶ原 73 70 143
3 持田 誠一 下館 72 73 145
4T 瀬戸口雅昭 紫・あやめ 76 71 147
4T 菊地 一郎 那須野ヶ原 71 76 147
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2022年度全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝
◆7月19日(火)~20日(水) ※1日目は悪天候の影響により中止
◆愛知県/ウッドフレンズ森林公園ゴルフ場
◆7,004Yards/Par72 参加者 158名
山本幸広選手が手堅いプレーで短期決戦を制する
 2022年度全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝は、悪天候の影響により第1ラウンドは中止となり18ホールに短縮して行われた結果、通算イーブンパー、72ストロークで、山本幸広選手(42歳)が初優勝を果たした。
「やっとタイトルが獲れました!」
アウトスタート7組目でホールアウトしてから2時間超。1打差で初優勝が決まった時、山本選手の顔にようやく安堵(あんど)に似た笑顔が浮かんだ。
 初日は雨の中で前半39をマークするもその後第1ラウンドが中止。ややもったいないという気持ちがあったが「1日競技になったし、なんとかアンダーで回れば……」と気持ちを切り替えた。しかし、まさか勝つとは思っていなかったという。
 前半のアウトを37でターン。後半に入り12、13番で連続バーディ。続く14番でボギーとしたものの、2バーディ・2ボギーの72でフィニッシュ。後続を待ちながら「そのうち抜かれると思っていた」という山本選手。しかし、1打差に迫られたものの、最後まで抜かれることはなかった。
「次はCGA主催の中部ミッドアマチュア選手権に勝ちたいですね。出場資格が獲れて、ゆっくり準備ができます」と、山本選手。優勝の喜びを噛みしめ、笑顔で優勝杯を掲げた。競技成績は以下の通り。

順位 氏名 出場コース OUT IN Gross
1 山本 幸広 名古屋広幡 37 35 72
2 寺西 直樹 森林公園 38 35 73
3 増田 和茂 名古屋港 39 35 74
4T 増野 五三 森林公園 41 34 75
4T 江口 信二 名古屋広幡 40 35 75
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