2022年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権
◆6月27日(月)~28日(火)
◆岐阜県/伊深の森カントリークラブ
◆6,279Yards/Par72 参加者 146名
塩田一史選手が手堅いプレーで全日本大会初制覇
 2022年度全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権は、通算2オーバー、146ストロークで塩田一史選手(55歳)が初優勝を果たした。
 大会初日、72ストロークで単独首位に立った塩田選手。1打差の2位には水野徳之選手(59歳)、小林正志選手(59歳)、渡辺悟志選手(59歳)、大野佳隆選手(57歳)の4選手が続く混戦の展開。
 迎えた最終日、35度を越える熱暑の中、勝負服の黒いウェアを纏った塩田選手。「前半はゴルフを楽しみ、勝負をするのは後半。守ることはしない」と心に決めてスタートした前半、5、6番で連続バーディを決めるも7番でダブルボギー。「初心に戻って仕切り直した」と、36でハーフターン。一方、同組の水野選手は39、小林選手は47で後退。渡辺選手が37で回り、2打差で後半に折り返した。ところが、その渡辺選手も12番でOBを連発して脱落。
 勝負の流れを感じつつも、グリーン奥を警戒して手前からの堅実な作戦を取った塩田選手。13、14番でボギーを叩いたが、その後も手前からのアプローチでパーを拾い続け、18番パー5も1パットでパーセーブ。通算2オーバーで2位に4打差をつける快勝を決めた。
「最近、こんなに素晴らしいグリーンに出会ったことがありませんでした」。パッティングが大好きという塩田選手。初日のホールアウト後、猛暑の中で遅くまでボールを転がす姿がそれを証明していた。
 PGS主催競技では東日本地区のアマ選、ミッドアマ、シニアの3部門を制覇している塩田選手。全日本大会初制覇に「うれしいですねぇ!」と、顔をほころばせながら何度も優勝杯を頭上に掲げた。競技成績は以下のとおり。

順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 塩田 一史 東日本シード 72 74 146
2 棚橋  勝 伊深の森 77 73 150
3 江村 博次 西日本シード 78 73 151
4 大塚 貢三 名古屋港 77 75 152
5T 西田 隆志 中部日本シード 79 74 153
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