2022年度全日本アマチュアゴルファーズ選手権
◆6月14日(火)~15日(水)
◆兵庫県/グランドオークプレイヤーズコース
◆7,009Yards/Par72 参加者 185名
寄田聖悟選手が2ホールのプレーオフの末、初優勝を果たす
 2022年度全日本アマチュアゴルファーズ選手権は、通算4アンダー、140ストロークで並んだ寄田聖悟選手(17歳)と本大志選手(16歳)によるプレーオフの結果、寄田選手が初優勝を果たした。
 大会初日、強風と雨の影響で多くの選手がスコアを伸ばせない中、寄田選手、皿木大智選手(17歳)の2人が1アンダーでトップに立ち、1打差で栗原遥大選手(17歳)、酒井遼也選手(16歳)、田村軍馬選手(18歳)が続いた。
 最終日、スコアを伸ばすべく果敢に攻める上位陣、中でも首位から3打差、12位タイからスタートした本選手がこの日6アンダーをマーク、トータル4アンダーでトップに立ち、後続を待った。
 一方、最終組の寄田選手は、6バーディ・3ボギーの69でホールアウト。トータル4アンダーとなり、寄田選手と本選手によるプレーオフ決着にもつれ込んだ。
 迎えた2ホール目。両者とも第1打をフェアウェイキープ、2打目でグリーンを捕らえた寄田選手に対し、本選手の2打目はグリーン手前花道、3打目でカップ奥、約1.5メートルに寄せる。約10メートルの寄田選手のバーディパットはしっかり距離を合わせカップ横1メートル。これを見て時間を掛けてラインを読んだ本選手だったが、無情にもパーパットは外れ、寄田選手は確実にパーパットを沈めて勝負がついた。
「目の前の1打に対して全力に取り組むだけ。勝ち負けを意識せずプレーに集中することができました」と頬を緩めた寄田選手。2日間を通して貫いたのが、徹底したフェアウェイキープ。「あまり飛距離が出ない方なので、確実にフェアウェイにボールを置き、2打目勝負だと決めていました。バーディのほとんどがピンそば1メートルほどにつけることができ、その戦略が功を奏して優勝につながったのでは」と満面の笑みを浮かべた。競技成績は以下の通り。

順位 氏名 出場コース 1R 2R Total
1 寄田 聖悟 高松 71 69 140
2 本  大志 東日本Aシード 74 66 140
プレーオフの結果、寄田聖悟選手が優勝
3T 多田 旺生 ダンロップ 75 67 142
3T 東野 秀馬 グランドオーク 74 68 142
3T 酒井 遼也 名古屋港 72 70 142
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