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2022年度全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝
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◆4月26日(火)~27日(水)
◆東京都/昭和の森ゴルフコース
◆6,051Yards/Par72 参加者 54名
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飯島早織選手が接戦の中でスコアを伸ばし逆転優勝 |
2022年度全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権東日本地区決勝は、飯島早織選手(16歳)が通算6アンダーの138ストロークで逆転し、初優勝を果たした。
初日70ストロークで1打差2位タイからスタートした飯島選手は、前半のアウトを3バーディの34(パー37)と伸ばし、通算5アンダーでターン。初日69ストロークで単独トップから同じく5アンダーまで伸ばしていた中谷玲選手(24歳)を捕らえ、後半へ折り返す。飯島選手は11番パー5でさらにバーディを積み重ねて中谷選手を逆転。その後、14番でアプローチのミスからボギーを叩いたものの、17番パー5でピン左上から7メートルの下りスライスラインをねじ込み、通算6アンダーに戻してホールアウト。一方、ステディなプレーを続けていた中谷選手だったが後半で1つ落とし、通算4アンダーでホールアウト。飯島選手が中谷選手に2打差をつけ、うれしい初優勝を果たした。
「14番で50ヤード以内から4回も打ってしまったことが引っかかっていたので、どこかでバーディを獲らなきゃと思っていました。同組のみんなスコアがよかったので、ここまで伸ばすことができたと思います」と、笑顔を見せた飯島選手。茨城県のルネサンス高校に通い、日本女子オープン覇者の高村亜紀プロに師事する16歳。歯切れのいいスイングで全日本大会制覇に名乗りを挙げた。競技成績は以下の通り。
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順位 |
氏名 |
出場コース |
1R |
2R |
Total |
1 |
飯島 早織 |
昭和の森 |
70 |
68 |
138 |
2 |
中谷 玲 |
千葉よみうり |
69 |
71 |
140 |
3 |
松原 柊亜 |
那須野ヶ原 |
72 |
69 |
141 |
4T |
田村萌来美 |
昭和の森 |
75 |
67 |
142 |
4T |
水野 円琳 |
昭和の森 |
72 |
70 |
142 |
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2022年度全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝
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◆4月25日(月)~26日(火)
◆愛知県/名古屋広幡ゴルフコース
◆6,384Yards/Par72 参加者 66名
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大混戦を抜け出した市村杏選手が4打差をつけ初優勝 |
2022年度全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権中部日本地区決勝は、トップタイからスタートした市村杏(いちむら・あん)選手(18歳)が通算2アンダーの142ストロークで初優勝を果たした。
首位タイに4人が並ぶ大混戦を制したのは、ガッツ溢れるプレーが光った市村選手だった。大会前日、女子プロゴルフツアー「フジサンケイレディスクラシック」でローアマを獲得し、ぶっつけ本番で臨んだ初日はパープレーの72。市村選手を含め、4人がトップタイに並んだ。
迎えた最終日、前半のインを38とし、同組の池ヶ谷瑠菜選手(18歳)に1打差をつけられた市村選手だったが、後半のアウトに入るや1、2番の連続バーディで逆転。4番をボギーとするも、5番パー4で、気合満点のチップインバーディを決めると、続く6番で1メートル、7番で3メートルと3連続バーディで一気に突き放した。
「インは苦手でしたが、アウトは回りやすかったので勝負をかけました」と市村選手。155センチと小柄だが、ガッツは相当なもの。日本大学ゴルフ部の新1年生で、すでに「朝5時に起きて、毎日1時間半のトレーニング。身体が強くなってきたのがわかる」と言うように、基礎体力の強化が実ったようだ。競技成績は以下の通り。
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順位 |
氏名 |
1R |
2R |
Total |
1 |
市村 杏 |
72 |
70 |
142 |
2T |
蟹江 美羽 |
74 |
72 |
146 |
2T |
池ヶ谷瑠菜 |
72 |
74 |
146 |
4T |
小宮 千鶴 |
74 |
74 |
148 |
4T |
藤井 美羽 |
74 |
74 |
148 |
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2022年度全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝
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◆4月27日(水)~28日(木)
◆鳥取県/米子ゴルフ場
◆6,012Yards/Par72 参加者 51名
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強風の中、大西穂佳選手がプレーオフを制し初優勝を飾る |
2022年度全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権西日本地区決勝は、通算2オーバー、146ストロークで並んだ大西穂佳選手(14歳)と益田世梨選手(19歳)によるプレーオフの結果、大西選手が初優勝を果たした。
初日4オーバーの8位タイからスタートした大西選手が、この時期にしてはめずらしい日本海からの厳しい風が吹き寄せた最終ラウンドを5バーディ・3ボギーの70で回り、通算2オーバーの146ストロークで首位に浮上。一方、初日2オーバーの3位タイからスタートした益田選手は3バーディ・3ボギーと手堅いプレーで上がり、同じく通算2オーバーでホールアウト。勝負の行方はプレーオフに持ち込まれたが、3ホール目の10番パー4、残り約70ヤードのアプローチショットをピン奥50センチに寄せた大西選手に対し、益田選手は寄せきれずにボギー。大西選手がパーパットを難なく沈めて勝負あり。強風下のプレーオフを制し、見事初優勝を飾った。
「今日は風が強かったので、真っ直ぐ打つことだけを考えていました。得意なクラブは50度のウェッジですが、プレーオフ3ホール目の3打目は56度で打ちました。100ヤード以内は確実に寄せる自信があります」と、ゴルフ歴8年目の大西選手は自信満々に微笑んだ。競技成績は以下の通り。
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順位 |
氏名 |
出場コース |
1R |
2R |
Total |
1 |
大西 穂佳 |
西神戸 |
76 |
70 |
146 |
2 |
益田 世梨 |
花回廊 |
74 |
72 |
146 |
プレーオフの結果、大西穂佳選手が優勝 |
3T |
鳥居さくら |
ダンロップ |
77 |
70 |
147 |
3T |
仲村 美咲 |
大阪 |
76 |
71 |
147 |
3T |
渡邊紗弥華 |
ダンロップ |
75 |
72 |
147 |
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