初開催から15年、益々盛り上がる「全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権」

2017年以来、2度目の開催となるイーストウッドカントリークラブ

 ジュニア、大学生を除く25歳以上のアマチュアゴルファーNo.1を決める「全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権」の参加申し込み受付が、来週5月1日から始まります。今年で15回目を数える全日本大会が行われるのは、2017年以来2度目の開催となる栃木県のイーストウッドカントリークラブ。世界的に著名なコース設計家、ロバート・トレント・ジョーンズJrによる高い戦略性と美しい景観に定評がある18ホールで、毎年PGAシニアツアーの「すまいーだカップ」が開催されていることでも知られるチャンピオンシップコースです。
 前回2017年開催時の優勝は谷本伊知郎選手。初日トップに2打差の6位タイスタートから、3打差をつける逆転優勝を決め、「ここはロングヒッター向けのコース。距離が出ない人は確実に優勝争いから脱落する。逃げてばかりではご褒美がもらえないコースなんです」と、コース特有の難しさを分析していました。
 そんな谷本選手は、兵庫県のグランドオークプレイヤーズコースで開催された昨年の大会で全日本ミッドアマ通算6勝目を達成。初日から2日間ただ一人60台のスコアをマークし、終わってみれば2位に9打差をつける圧勝でした。

昨年、同大会6勝目を達成した谷本伊知郎選手

 初めて全日本ミッドアマを制した2013年から8年。昨年48歳を迎えながら、力は衰えるどころか年々進化している印象すらあり、体力をカバーする日々のトレーニングはもちろんのこと、ご本人が常日頃から意識しているという「昨日より今日、今日より明日。練習を積み重ねてもっと高いレベルのゴルフがしたい」という、さらなる高みを目指す向上心と探求心こそが強さの秘密なのではないでしょうか。谷本選手のステディなプレーを目の当たりにした若い選手たちが、「焦りでショットが狂った」「谷本さんは別格。初めから2位狙い」と戦意を喪失してしまうほどの強さでした。
 過去6勝のうち、初日トップからの逃げきりが3回、逆転も3回、そのうちプレーオフも1回あり、まさにつけ入る隙のない谷本選手の強さが際立っていますが、最も脂の乗る30代から40代を中心に、勢いのある20代、そして50代からのシニア世代に至るまで、年齢層の最も厚い世代の中心的競技として定着した全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権。「今年こそ全日本大会へ!」「今年から資格があるので新たにチャレンジしたい!」「谷本選手に挑戦したい!」等々、常連選手はもとより今年から資格を得る方、そして競技初参加の方まで、多くの皆様のお申し込みをお待ちしております!