■2021全日本スクランブルアマチュアゴルファーズ選手権
                      ダブルス戦競技結果
◆3月10日(木)
◆徳島県/グランディ鳴門ゴルフクラブ36Eastコース
◆男 子 6,674Yards
 シニア 6,294Yards
 女 子 5,329Yards/Par72
◆参加ペア 56ペア

優勝チーム「武庫ノ台」の福本徹選手と三野宮秀男選手
※選手名は申し込み時の登録順に表記しております。

「武庫ノ台」が7アンダーで優勝
 2021全日本スクランブルアマチュアゴルファーズ選手権ダブルス戦は、7アンダー、65ストロークで並んだ2チームのうち、18番ホールからのカウントバックにより「武庫ノ台」が優勝。2位に「イップス」、3位に「セカンドサンズ」が入った。
 8バーディ・1ボギー。武庫ノ台の福本徹選手と三野宮秀男選手が、前回の全日本大会2位の雪辱を果たす優勝を決めた。
「前半は調子が良くなかったんです。出だしはボギー発進で、惜しいのをちょこちょこ外していましたので」と福本選手。それでも10番ボギー直後の11番で取り返すと、13、17番でバーディを奪い34で後半へターン。すると1番から3連続バーディを決めた後、5、6番でバーディを積み重ね、後半を31でまとめた。
「お互いにワンピンぐらいのバーディパットが入って、後半の出だしで3連続バーディ。流れが来たと思った」と福本選手。昨年からショットは三野宮選手が先に打ち、パットは福本選手が先に打つルーティーンでプレーしているという両選手。
「僕がミスすると福本選手がすぐにビシッと決めてくれる。福本選手の単独優勝ですよ(笑)」と三野宮選手は謙遜するものの、二人のプレーがよく噛み合った。
「練習ラウンドなしで初見でしたので、この難しいグリーンで勝てるとは思っていませんでした。前回1打差の2位で悔しい思いをしたので勝てて良かったです」と、ホッと胸を撫でおろし、初優勝の喜びを分かち合った。
2位入賞「イップス」の山本裕也選手と三宅勇輝選手
※選手名は申し込み時の登録順に表記しております。

2位には「イップス」、3位に「セカンドサンズ」が入賞。
 今年1月に六甲国際ゴルフ倶楽部・東コースで行われた後期決勝を制した勢いそのままに、チーム名を変えて臨んだ全日本大会。7バーディ・ノーボギーながら、カウントバックで2位入賞となった「イップス」の山本裕也選手と三宅勇輝選手。惜しくも優勝はならなかったものの、若さ溢れるプレーで大会を盛り上げた。
「目標は10アンダーでした。後半、あと3つは獲れていましたが、グリーンが難しく伸ばしきれませんでしたね」と両選手。「ショットの調子はまずまず。三宅選手が地元の四国アマチュア選手権でラウンド経験あり」ということで、前半のアウトを31で折り返した時点でトップタイ。後半のプレーが大いに注目されたが、「インコースが難しかったです」と三宅選手が言うとおり、この日はピンの位置も厳しく、最終18番では両選手共に奥からのバーディパットを決められず、後半は僅か2バーディにとどまった。
 大阪学院大学ゴルフ部に所属する両選手。連覇達成はならなかったが、「大学在学中に全日本大会制覇」という目標達成に向け、前を向いた。
 また、「セカンドサンズ」の北村憲正選手、松久浩幸選手は、前半のインコースを34で折り返した後、後半のアウトで4バーディの32をマーク。最終9番パー5では、オーバーした3打目のアプローチが傾斜で戻って1メートル弱につくラッキーもありトータル66でホールアウト。
「毎回、個の力は大したことないのですが(笑)、2人になると不思議と急によくなりまして、今日もよく噛み合いました」と、口を揃える両選手。「松久選手のドライバーは毎回300ヤードを超えていました(笑)」「北村選手がよくパターを決めてくれて。アプローチはダメですけど(笑)」と笑い合う両選手。「2022年度大会も頑張ります!」と笑顔でガッツポーズを決めた。競技成績は以下のとおり。
3位入賞「セカンドサンズ」の北村憲正選手と松久浩幸選手
※選手名は申し込み時の登録順に表記しております。

順位 チーム名 選手名 OUT IN Total
優勝 武庫ノ台 福本 徹 三野宮秀男 31 34 65
2位 イップス 山本 裕也 三宅 勇輝 31 34 65
3位 セカンドサンズ 北村 憲正 松久 浩幸 32 34 66
4位 チームKG会 田中 鋭郎 山本 和夫 34 33 67
5位 泉佐野歴代
クラチャンコンビ
辻田 晴也 東本 浩二 34 33 67
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