世界へ羽ばたけ! 今年も申し込み開始迫る“トップアマチュアの登竜門”
■全日本アマチュアゴルファーズ選手権
■グランドオークプレイヤーズコース
全日本アマ選初開催となる、グランドオークプレイヤーズコース

 今年も3月1日から申し込みが始まります全日本アマチュアゴルファーズ選手権。50年以上に亘り、トップアマチュアへの登竜門として、次代を担うアマチュアゴルファーナンバー1を決める歴史あるチャンピオンシップです。今年の全日本大会は、本大会としては2003年以来、2度目の開催となる兵庫県のグランドオークプレイヤーズコースで開催されます。
 昨年の大会は茨城県のオールドオーチャードゴルフクラブで開催され、通算1アンダー、143ストロークで並んだ亥飼陽選手と東亜藍選手との4ホールに亘るプレーオフの末、亥飼選手が優勝をおさめたのは記憶に新しいところ。若さ溢れる両選手による清々しい戦いと共に、2日間を通じてハイレベルな争いを演出した難しいコースも話題となりました。
 今年の舞台となるグランドオークプレイヤーズコースは、2019年に全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権と全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権、また昨年は全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権が開催されるなど、ここ数年、全日本大会の舞台となっており、全長7,009ヤード、コースレート73.8と、距離、難易度共に全日本大会に相応しいチャンピオンシップコース。シード選手をはじめ、各地区の予選、決勝を勝ち上がった精鋭たちの挑戦を待ち受けます。
“トップアマチュアへの登竜門”という名のとおり、ここで覇を競った若きゴルファーが、今や世界のフィールドで活躍し、日本を代表するアマチュアゴルファーとして成長を遂げています。果たして、今年はどのような戦いが繰り広げられるか。注目の全日本アマチュアゴルファーズ選手権。皆様のお申し込みをお待ちしております。

戦い終えて爽やかな笑顔を見せた亥飼陽選手(左)と東亜藍選手


今年も激戦の予感!
全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権、全日本女子ミッドアマ
■全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権
■全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権
■伊深の森カントリークラブ
全日本大会15年ぶりの開催となる、伊深の森カントリークラブ

 全日本アマチュアゴルファーズ選手権と同じく、3月1日から申し込みが始まります全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権と全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権。今年は岐阜県の伊深の森カントリークラブ(旧:正眼寺カントリークラブ)で開催されます。あの新井規矩雄プロ監修による当コース、戦略性はもちろんグリーン、コースメンテナンス共に定評があり、全日本大会としては女子ミッドアマは初開催、シニアでは2007年以来2度目の開催となります。
 昨年は兵庫県の北神戸ゴルフ場で開催された両大会。女子ミッドアマは、接戦の末に須藤悠圭選手が3年ぶり2度目の優勝、シニアは通算2アンダー、142ストロークで並んだ藤井広文選手と橋本一秀選手によるプレーオフの結果、橋本選手が初優勝を飾りました。
 女子ミッドアマは歴代優勝者が安定して強く、昨年大会でもトップ5の全選手が過去大会のチャンピオンで占められました。各選手の実力も拮抗しており、今年もシード選手を中心とした優勝争いとなるのでしょうか? 新たに出場資格を得る選手を含め、各地区の予選、決勝を勝ち上がった選手がどれだけ絡むことができるのか、注目の大会となります。
 また、シニアは今年で27回目を迎え、全日本アマ選に次いで歴史の長いカテゴリーになります。シニア世代は昔から競技者人口も多く、ゴルファーとして円熟を迎えつつも「まだまだ若い選手には負けない!」とばかり、意気盛んな選手が多いですね。昨年優勝された橋本選手も、小柄ながら見るからに腕っぷしの強そうな体格で、ドライバーの飛距離は280ヤード超。レギュラーのアマ選でも十分通用するような豪打で圧倒し、コースをねじ伏せるようにバーディを獲る姿が印象的でした。優勝スコアも2006年大会以来となる2ラウンドでのアンダーパーとなり、シニア選手権のレベルの高さと共に層の厚さを感じさせる大会となりました。
 女子ミッドアマ、シニア共に、ゴルファーとして最も充実した時期に差し掛かる世代。多くのゴルファーにご参加いただき、大会を盛り上げていただきたいと思います。 両大会共、予選競技の参加申し込み受け付けは、3月1日から。皆様のお申し込みをお待ちしております。

豪打を武器に初優勝を飾った橋本一秀選手

3年ぶり2度目の優勝を飾った須藤悠圭選手