■2021全日本スクランブルアマチュアゴルファーズ選手権 後期チーム戦決勝
◆1月21日(金)
◆東京都/東京よみうりカントリークラブ
◆男 子6,880Yards
 シニア6,383 Yards
 女 子5,913 Yards/Par71
◆参加チーム 37チーム
優勝チーム「セイキュウ」の皆さん

「セイキュウ」が10アンダーで優勝
 2021全日本スクランブルアマチュアゴルファーズ選手権後期チーム戦決勝は、10アンダー、61ストロークで並んだ3チームのうち、18番ホールからのカウントバックにより「セイキュウ」が優勝。2位に「オレンジ君」、3位に「博多の遊び人」が入った。
 2イーグル・6バーディ・ノーボギー。寒風吹きすさぶ中、「セイキュウ」の小田博之選手、日根野信一選手、川谷勝善選手、谷江和弘選手の4選手が、見事なチームワークで東京よみうりを制した。アウトスタートの前半は3番でバーディの後、4番でグリーン右手前15ヤード弱から見事なチップインイーグル。さらに8番パー3でバーディを積み重ね、前半を31で終了。
 後半に折り返すや、勢いそのままに10、11番で連続バーディ、さらに14番と快進撃は止まらず。そして圧巻は17、18番。17番パー5は、残り200ヤード弱を谷江選手がユーティリティの3番でピン手前2メートルにオンさせ、イーグル奪取。そして最終18番パー3では、川谷選手がスプーンで左手前1.5メートルにつけるスーパーショット。「30~40センチぐらい切れたんじゃないか」というバーディパットをねじ込み、東京よみうりのクライマックスとなる終盤2ホールを、イーグル、バーディで締め括った。
「全員のゴルフが最後でうまく噛み合いました。チームワークの勝利ですね!」と、喜びの声を上げる4選手。心掛けていたのはパッティングを打つ順番。「日根野→谷江→川谷→小田の順番を変えませんでした。川谷と僕はほとんどパットしてないんじゃないかな(笑)」と、小田選手。強風の中、普段どおりのチームプレーを貫いた結果が、この日のビッグスコアに繋がった。
2位入賞「オレンジ君」の皆さん

2位には「オレンジ君」、3位に「博多の遊び人」が入賞。
 2位入賞「オレンジ君」の三好康太選手、篠崎勇真選手、森彩乃選手、山崎優選手は、2イーグル・7バーディ・1ボギーと、こちらも素晴らしい内容。2イーグルのうち、17番パー5はピン手前に2オン、後半の4番パー5ではグリーン手前からチップインで決めた。
「篠崎選手は飛距離が出るタイプ。女子2人も前のティから打てるので、決めていたわけではないけど、ティショットは積極的に3人のドライバーショットを採用しました」と、三好選手。4人共に法政大学ゴルフ部の同級生。敢えて作戦は立てずとも日頃から心が通じ合う4人の役割は明確。飛距離で貢献できない分、三好選手は4番のチップインイーグルなど小技で貢献。若さ溢れるプレーで、堂々2位入賞を果たした。
 また、「博多の遊び人」の二島進選手、白石修選手、伊藤通洋選手、黒川誠選手は、アウトコースで1イーグルを含む28をマーク、前半終了時点でトップタイ。後半は1イーグル、1バーディの33にとどまったが、堂々の3位入賞を果たした。
「東京よみうりは初めてでしたが、チームワークでいいプレーができました」と、口を揃える4選手。普段からプレーを共にし、気心が知れているというお仲間同士、「難しいコースセッティングで苦労しましたが、チップインイーグルも獲りましたし、チーム戦は4人打てますからね」と、チームワークの良さを強調。「全日本大会は気負わず、楽しみたいです」と笑顔で締め括った。競技成績は以下のとおり。
3位入賞「博多の遊び人」の皆さん

順位 チーム名 選手名 OUT IN Total
優勝 セイキュウ 小田 博之 日根野信一 31 30 61
川谷 勝善 谷江 和弘
2位 オレンジ君 三好 康太 篠崎 勇真 30 31 61
森  彩乃 山崎  優
3位 博多の遊び人 二島  進 白石  修 28 33 61
伊藤 通洋 黒川  誠
4位 Team Waterworks 石渡 和城 鈴木  誠 29 33 62
菅野 栄二 児玉 勝次
5位 チーム ナミゲキ 木原 敏夫 源野 英輝 32 31 63
仲上 典臣 水野 雅夫
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