■2021全日本スクランブルアマチュアゴルファーズ選手権 後期ダブルス戦決勝
◆1月13日(木)
◆兵庫県/六甲国際ゴルフ倶楽部東コース
◆男 子6,769Yards
 シニア6,416 Yards
 女 子5,664 Yards/Par72
◆参加ペア 65ペア
優勝「ドゥルキシ」の山本裕也選手と三宅勇輝選手
※選手名は申し込み時の登録順に表記しております。

チーム「ドゥルキシ」が5アンダーで優勝
 2021 全日本スクランブルアマチュアゴルファーズ選手権後期ダブルス戦決勝は、5アンダー、67ストロークで回った「ドゥルキシ」が初優勝を果たした。また、2位には4アンダー、68ストロークで「腐れ縁’S season2」、3位には3アンダー、69ストロークで「チームR」が入った。
 早朝より冷たい“六甲おろし”が吹き荒れ、時折小雪が舞う中、全日本大会をかけた熱き最終決戦が繰り広げられた。「調子は良くありませんでしたが、お互いにカバーし合うことができました」と、ドゥルキシの山本選手と三宅選手。インスタートの前半を2バーディ・1ボギーの35でターン、後半へ折り返し、1、3番でバーディを奪うも4番パー5で痛恨のボギー。スコアに伸び悩む中、7番パー4で「ラスト3つ全部獲ろう!」と攻めに転じた二人。その作戦どおり、「すべてワンピン以内についた」というベタピンショットを連発して3連続バーディ奪取に成功。7バーディ・2ボギーの67でホールアウトし、初優勝を決めた。
「最後の3つを獲れて初めて優勝を確信しました」と、笑顔を見せる両選手。学生ゴルフ界の強豪、大阪学院大学ゴルフ部に所属する若い二人が見事な逆転劇を見せた。
2位「腐れ縁’S season2」の進藤太雅選手と平松孝太郎選手
※選手名は申し込み時の登録順に表記しております。

2位には「腐れ縁’S season2」。3位は「チームR」が入賞
 1打差の68ストロークで2位に入賞したのは、中学生コンビ「腐れ縁’S season2」の進藤太雅選手と平松孝太郎選手。「今日は出だしの3ホールがダメでした」と、スコアボード前でやや意気消沈気味の両選手。アウトスタートの出だし、スタートダッシュを決めたいところ、1、2番パーの後に3番パー3でボギー、出鼻を挫かれた。強い風が吹く中、「慎重に風を計算しました」と、その後3バーディを奪って34で後半へ折り返したが、風も寒さも増した後半は2バーディにとどまった。全日本大会は進藤選手の卒業式のため出られず。来年度以降、二人の「season 3」に期待したい。
 また、3位に入賞した「チームR」の神田輝彦選手と白石一則選手は、アウトスタートの前半は1番でバーディの後、9番まですべてパー。風の中で我慢のプレーを強いられたが、後半に折り返して3バーディ・1ボギーとスコアを伸ばした。「この風の中、ボギー1つで収まったのは良かったです」と両選手。心掛けたのは「いつもどおり、ルーティーンを変えなかったこと」。「地区決勝が2位で今回が3位。ここまで上位で来ているので、次の目標は1位ですね(笑)」と、全日本大会の目標を掲げ、両選手が笑みを浮かべた。競技成績は以下のとおり。
3位「チームR」の神田輝彦選手と白石一則選手
※選手名は申し込み時の登録順に表記しております。

順位 チーム名 選手名 OUT IN Total
優勝 ドゥルキシ 山本 裕也 三宅 勇輝 32 35 67
2位 腐れ縁'S season2 進藤 太雅 平松孝太郎 34 34 68
3位 チームR 神田 輝彦 白石 一則 35 34 69
4位 リハビリ中 大木 勝博 金岡 秀行 32 37 69
5位 PLGC 吉岡  直 瀬滝  雅 36 34 70
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